やまもとたろうさんが都知事選に出馬検討しているという
毎日新聞の記事を見て、考え込んでしまいました。
「出馬検討」とは「出馬決定」ではありませんから、
「検討したけれど、やめた」という可能性も十分にあります。
リベラル代表として宇都宮健児さんが他に先駆けて立候補しており、
立憲民主、共産、社民が支持を表明しています。
もし、やまもとたろうさんが立てば、
票の取り合いになってしまいます。
実は、正直言って、私は宇都宮健児さんのことを
(どうせ東京の人だ)と思っているためか、
何か、血沸き肉躍ることはありません。
しかし、庶民のための政治を目指すという宇都宮さんの信念は
十分に分かるし、その点はやまもとたろうさんと同じです。
だから、宇都宮さんに賭ける庶民の気持ちを
太郎さんが潰すなどということはあり得ないと思っています。
そこで、私は想像しました。
ぎりぎりまでたろうさんは出馬を検討しつつ、
最後の最後に、
何かバーンと真剣勝負をしかけてくるのではないかと。
宇都宮健児さんは消費税減税について
具体的に言及していませんよね。
もちろん、国政選挙でなく、
都民の命や暮らしを守る都知事選挙では
そんなことが主張のメインにはなりませんが、
宇都宮さんの経済政策についての基本的な考えが分からないことも、
私が宇都宮さんに対して(何が何でもがんばれー!)と
思えない理由の一つです。
もし、宇都宮さんが都知事になったとき、全国知事の先頭にたって
消費税減税を国に訴えていく気概を示す方であれば、
山本太郎とれいわ新選組は、一も二もなく
宇都宮さんを応援する側に立つんじゃないかなあ。
「山本太郎氏が都知事選へ出馬検討 れいわ新選組代表」
毎日新聞2020年6月10日
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20200610/k00/00m/010/195000c