毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「日本を脅して予算4倍取れ:トランプが指示」No.3903

2020-06-23 23:16:24 | 日本の膿

ボルトン氏暴露本 思いやり予算4倍要求、認める 

「脅して交渉、トランプ氏指示」 

トランプは「日本を脅して交渉し、金をもぎ取れ」

と米政府内で指示し、

実際に昨年7月の訪日で、思いやり予算として

年間約80億ドル(約8500億円)の負担を求めていたと

ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が

今日、23日出版の回顧録で暴露したそうです。

日本政府は「日米同盟」が重要な政治の要だといつも言いますが、

同盟関係とは「脅し」「脅され」の関係ではないはずです。

アメリカ政府は、日本とは「同盟を結んでいるのではなく、

主従関係を結んでいるのだ」と信じて疑わないようです。

なぜなら日本のアベ政権が常に、アメリカ政府に対して

犬のように尻尾を振れるだけ振りまくって平身低頭従う姿勢を

涙が出るほどひたすら示すものですから

当然、こうなるのです。

 

日本は、一人当たりのGDPが世界26位に転落しているとはいえ、

他の国に支配されていない独立国のはずです。

国が金持ちかどうかと独立国であることとは関係ありません。

ただ、日本政府が毅然として対等な態度を取らないから

舐められているだけなのです。

よくネトウヨや日本会議などが政府に批判的な者を

「売国奴」と言って罵りますが、

それ、アベ政権以外に誰がいるんですか。

菅義偉官房長官これまで米側の負担増要求の報道について

「そのような事実はない」と完全否定していましたが、

アメリカ側の当事者本人が明確に認めたのですから

ま~た、いつものように国民にウソついてたとバレました。

どんだけウソをつかれても、

どんだけ税金を巻き上げられても、

それでも「政府は国民のために頑張ってくれているんだから

文句言っちゃだめだよ。安倍さんはよくやっているよ」

と政府に付き従う庶民が、残念ながら大勢いますが、

日本国がアメリカ国の子分でないのと同様、

日本国民は日本政府の奴隷でありません。

あなたが自分で自分の首を絞めている手は、

同時に私の首も絞めることになってるんですけど。

その手、本当にメーワクなんですけど。 

 

 

 

 

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「『現金バラマキは正当な政治活動である』河井克行語録」No.3902

2020-06-23 14:39:33 | 日本事情

河井克行前法務大臣は逮捕前、周囲の人々に

選挙で領収書も受け取らず現金をばらまいたことを認めると同時に、

「(現金配布は)地盤固めのためだった。買収の意図はない」と述べ、

東京地検特捜部の調べに対しては

「不正な行為はしていない」と容疑を否認したそうです。

この二つの言葉を合わせると、河井克行前法務大臣は、

「お金をばらまいたのは正当な行為である」

と述べていることになりますが、この論法だと、

アベ首相の主張の

①「桜を見る会で、山口県の自分の支持者を優先的に招いたのは

ただ私に票を入れてほしいためで、買収のの意図はない。

従って、私は不正な行為はしていない」も当たり前にO.K.だし、

②「森友文書を書き換えさせたのは、

ただ自分の地位と利益を守るためで、狡いことをするという意図はない。

従って、文書改ざんは不正ではない」

③「特別給付金を電通のダミー会社に任せたのは

ただ政府と民間企業の結びつきを強めるためで、

違法行為をするという意図はない。

だから、「中抜け」も「電通への利益供与」も不正ではない」

となるわけですね。

河井前法務大臣はアベ政権の論法にひたすら忠実に従っただけでしょう。

では、私も日本国を代表する政権の論法にきちんと学び、

「私がスーパーで納豆を自分の買い物袋にそっと入れたのは

納豆で栄養付けて体力の基礎をつくるためで、万引きの意図はない。

だから、私の行為は正当である。」

と今度、地元のコープでやってみようかな。

新聞にでかでかと載せてもらってさ。

厳罰に処せられるわね。政治家でもないくせにとか言われて……。

 

 

 

 

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「『世間静かならず』を生きた先輩たち」No.3901

2020-06-23 00:37:21 | 反戦平和

  

堀田善衛さんが1945年3月東京大空襲のただ中で再発見した

『方丈記』についての思索、『方丈記私記』を

私は東日本大震災と福島原発事故の半年ほど呆然と過ごした後に読み、

鴨長明と堀田善衛が一緒くたに身近な先輩になりました。

その後『方丈記』対訳付きを読んだはいいのですが、

今頃、山東省の大学宿舎の書庫で黴が生えていると思います。

 

今回はコロナです。

困ったときには堀田善衛さんです。

今、『定家明月記私抄』を手に取っています。

 

見渡せば 花ももみぢもなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮れ

『明月記』は800年も昔に生きた藤原定家が

二流貴族で職業歌人である自分の生活を

断続的に綴ったものですが、

聖徳太子の墓暴きや、一年間に14回もの火事・放火があり、

殺人強盗が頻発する「世間静カナラズ」「四方安カラズ」の

大乱世の京で何を考え、どう生きたのかを、

堀田善衛さんという20世紀の戦争の時代を生きた人が、

まるで同時代の知人のことのように書いているので

私にも、定家さんが長明さんと同様、とても身近に感じられます。

 

「世上乱逆追討耳に満つといえども、これを注せず。

紅旗征戎吾が事に非ず。」

「世間では謀反者を追討する声が満ちているが、

私は気にしていない。

朝廷が源氏を征伐するとか、自分とは関係ない」

と昂然と言い切った19歳の藤原定家の文を

堀田善衛が戦時中に胸痛む思いで読んだこと、

自分が始めたわけでもない戦争に徴兵され、

戦場でとり殺されるかも知れなくても

「戦争なんか俺の知ったことか」と言えない

胸の張り裂ける様な思いを経験したと述べているくだりは

想像するだけで心が苦しくなります(ちむぐるさ)。

「戦局の推移と、頻ひんとして伝えられてくる

小学校や中学校での同窓生の戦死の報が耳に満ちて、

おのが生命の火をさえ目前に見るかと思っていた日々に、

家業とは言え、彼の少年詩人の教養の深さとその応用能力などとともに、

それは、絶望的なまでに当方にある覚悟を要求してくるものであった」

(『定家明月記私抄』序文より)

20世紀の先輩が、12世紀の先輩のことをこう書く時、

21世紀に引っかかってまだ生きている私が、

堀田善衛の生きた20世紀や藤原定家や鴨長明が生きた12~13世紀と

今が連綿と繋がっていることを何とか確かめたいと

探りさぐり、だいぶページを繰ってしまいました。

まだ読み終えたくないな。

 

 

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