↑都知事選の候補者
今の日本の政治、1%の富裕層・大企業の利益優先の忌々しい政治が
何とかならんかと残念至極に思っていらっしゃる方は
多いと思います。
私も、血税を絞り出している庶民が
もっと安定した暮らしをするために
政治ができること、政治でなければできないことはたくさんあるのに、
と悔しく思っています。
さて、今回の東京都知事選挙にやまもとたろうさんが立候補したことを
皆さんはどうお考えでしょう。
一週間前、
初めてその話(立候補の可能性ありという)を聞いたときの私は、
(たろうさん、また変なこと始めて~。
宇都宮さんの票を割ったら、それでなくても勝てない野党はボロ負け、
それに宇都宮さんへの義理人情はどうなるの)
と、かなり胡散臭い気持ちが勝っていました。
昨年4月にれいわ新選組が旗揚げしたときと似た感覚です。
しかし、旗揚げしてからのれいわ新選組の活躍を見て、
私は気づきました。
たろうさんが活動すればするほど、
今まで政治に無関心だった人たちが
政治に目を向けるようになったこと、
自分の生活がうまくいかないのは自己責任だと言われて、
自分が悪いんだと思ってきた人たちが、
実は、政治のやり方のせいだったんだと気づいてきたことに。
今回、宇都宮さんに投票する人たちは一定層いますが、
過去2回の宇都宮さんの得票数を見れば
はっきり言って申し訳ないんですが、面白みに欠けます。
つまり「残念だったけど、善戦したよね」という結果が見え見えです。
今回、やまもとたろうさんが立候補する前に
宇都宮さんとも話し合いを何度か持ち、その中で宇都宮さんが
「お互い出たらいい。山本さんの立候補は歓迎する」
と述べたとのこと。
宇都宮さんの人柄の良さが現れていますね。
(ただ、野党共闘の一丁目一番地である「消費税5%」を
立憲民主党が頑なに拒否するのが諸悪の根源だと私は思います)
今回の山本太郎さんの立候補で、
都知事選が一気におもしろくなってきたとお感じになりませんか。
何より、無党派層が揺れ動くのが期待できるのは
今の日本にとって最も大切なことではありませんか。
下は、政治に無関心だと言うあるユーチューバーの方の
「太郎さんの立候補が宇都宮さんの票を割る」という声についての弁です。
票を割る、と言う意味について