毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「山東省のマントウ」No.2760

2018-12-01 23:52:12 | 中国事情

今日は朝から晩まで私事の書類の整理に追われ、

あっという間に一日が経ちました。

こういう日は買い物も行かず、冷蔵庫のものを食べて生き抜きます。

(冷凍したマントウがまだある、よかった!)


広い中国ではマントウ一つとっても、南と北では製法が違います。

江西省のマントウはフワフワの柔らかいものでしたが、

山東省のは実にムッチリと歯ごたえがあり、私はこちらの方が好きです。

子どもの頃、母が作ってくれたのもこのタイプです。

そりゃそうです。

私の母は1942年から46年2月まで山東省でみっちり

マントウ作りを仕込まれたんですから。

左は行きつけの古い食品屋さんの店頭で布団に包まれていたもの、

右はキャンパスを出たところの惣菜屋さんで買ったものです。

この2つの形以外は見た事がありません。

どちらも2個で1元(約16.5円)。

つまり、1個8円ちょっとです。

 なんでこんなに安くできるんでしょうねえ。


右の丸いほうは、日本から持ってきたチーズや、卵焼き、野菜をを挟んで

チーズマントウ、卵マントウにして食べます。

チーズバーガーと同じくらい美味しいですよ~~

分厚いのでわたしは3枚に切り離し、2枚は上のようにいろいろ挟み、

あとの1枚は、上にたくさん載せて食べます。

左の円筒状のは、輪切りにしてフライパンで焼きます。

上に蜂蜜を塗り、さらに胡麻を塗ります。

美味しいおやつです。

 

ここ菏澤市は胡麻の産地なのに、

わたしは何と河北省のを買ってしまいました!

字が小さかったのでよく読まずに買ったんでした。

ああ、地産地消が~。

蜂蜜は、私の中国での故郷のように思う江西省(宜春市)のものです。

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2 コメント

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まんとう (こきおばさん)
2018-12-02 07:07:06
私の記憶の中には、「まんとう」ってありません。
東北地方では食べていなかったのでしょうか。
中国人の使用人が、直径1mもあるような大きな中華鍋の周りに、モロコシの粉で作った手の平もあるような半月形のものを、ペタペタと貼り付けて焼いていたのを覚えています。

このまんとうは小麦粉で出来ているのですか?
ハンガーがーみたいで美味しそう。
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マントウ(饅頭)を食べませんでしたか!? (ブルーはーと)
2018-12-02 14:49:43
こきおばさん様
あれれ?マントウ(饅頭)は小麦の取れる華北・東北が本場のはずですけどねえ。
こきおばさん様のおっしゃるものも私にはすぐ分かりました(笑)。中国で言う「煎餅」です。山東省臨沂市では丸くて大きい鉄板鍋の上に薄く煎餅を広げ、中に野菜や肉を包んで食べる風習があり、菏澤のキャンパスの外でも屋台で同様のものが売られています。今度写真に撮ってブログで紹介しますね。
こきおばさん様のお家で働いていた人は、ひょっとして山東省臨沂市出身だったかも。
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