⤴手作り感満載のこの看板は、「新日本婦人の会」地元有志作成のものです。
「新日本婦人の会」(略称:新婦人)東園田班有志は
はじめ主にコロナ禍で苦しむシングルマザー支援を目標にしていましたが、
話し合う過程で「不況に喘いでいる庶民同士、みんなで助け合おう」と幅を広げ
2020年末から息子の飲食店「DOLMEN & 遊」を使い、
仕出し弁当や米や野菜、食品などを無償配布する活動をしてきました。
息子の店としては仕出し弁当を新婦人の会に買っていただきつつ、
同時に社会参加できるという二重のありがたみに浴してきた次第です。
メンバーは仕事を退職した年配の女性が中心ですが、男性も参加していて
「命があったら次回も来ます」と冗談か本気か(笑)の挨拶が交わされます。
14回も続いているこの活動で
年配者の淡々と継続する力(りき)まないパワーも
今の地域社会をガッツリ支えているんだなあとシミジミ感じます。
自分も含め、ちょっと年寄り自慢です。
(て言うか、若い人たちの人数少ないから仕方ない……)
昨日書いた彼岸花が今朝、開花しました。
この花をこんなに近くからまじまじと見たのは初めてです。
故郷北海道にはない花です。
「白い花なら百合の花
黄色い花なら菊の花
悲しい恋なら何の花
真赤な港の彼岸花 ・・・」
浅川マキさん、彼岸で元気にやっていますか。
此岸はねえ~、なんかねえ~ マキさんが恋しいですよ。
でも、弱いもの同士の笑顔!見えるようです。
私は15年ほど前メキシコに行ったのですが、当時、博物館の前は物乞いがずらりと並び、市バスにも無賃乗車してきた一団が数曲演奏して乗客にお金をもらって降りていくのに遭遇しました。そのとき私は圧倒されて(メキシコ政府は何をしているんだ、本来これは国が補償すべきだろう、個人が施しするなど傲慢だ)と感じたのですが、しかし、今日、明日生きていくお金がない人が「お金をくれ」とお金のある人に訴えるのは当然だと思い返し、寄付したことを覚えています。今の日本は、当時のメキシコに近づいているようです。かつては一応福祉国家だったこともある日本ですが……。