日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

土曜ふらふら歩き

2012-07-01 08:17:35 | ふさおまき(オス)日記

土曜日のふらふらふさおまき。

忙しい彼女とは別行動の一日です。

朝10時、代々木公園花の小径入り口で、周回コースをJOGしに向かう彼女は左に、

織田フィールドへ短距離走の練習に向かう私は右に。

分かれたあと12時30分にいったんは帰宅して再会、すぐに新宿へ。

彼女は都市計画に関する講演会を聞くために紀伊国屋を目的地にして、

体を整える私は、新宿三丁目のスポーツマッサージが目指す場所です。

二人ともスタート時間は14時なのでランチタイムは20分、

こんな時は最近、近所のおそば屋さんが定番です。

代々木屋さんは、さる渋谷区で最も人気の高い人物としばしば出会える店なので、

ちょっとわくわく。

 

新商品ごまだれ蕎麦をいただいているうちに、期待通りその有名人もいらっしゃいました。

いつも静かにお供のかたと蕎麦をすするその方は、もちろん我々を知るよしもないのですが、

こちらは何となく得した気分になるのです。パワースポットのようなもの、といったら

ご当人が気分を悪くされるかもしれませんが。

 

そんなこんなを行っているうちに電車の時間が迫ります。

小田急線が名物・時間遅れをしてくれたのでセーフ。

新宿の地下街を歩きながら、夏旅行のパンフレットなどを集めているともう13時50分、

二人で小走りになります。

ではまた夜にと手を振る新宿紀伊国屋は、そういえば何年通い続けている場所でしょう。

 

そんなことを思いつつ、私は2時間のケア。

スポーツマッサージは、傷んだ筋肉の修復が主なる目的なので、

心地よくぐーぐー眠るというわけにもいきません。

左足ハムストリングを初めとする、足首や膝裏、背中の中央部など、

バランスの悪い場所を、治療とともに確認して、これからの練習にフィードバックするのです。

16時までみっちりほぐしてくれたトレーナーに感謝しして、

骨抜きになったようなクラゲ上体で、再び地下街をうろうろ。

時間が早い世の中は、すでにプレバーゲンというような言葉も生み出して、

セールを開催しています。

小田急ハルクでプーマやオニツカの靴を決められないままに物色して、

買い物ではすぐに疲れる私は、但馬屋珈琲店に逃げ込みます。

昼がそばだったので小腹に空間がありますなあ、それに一人で4人席を

もらってしまったし少しは還元を・・胸の中につぶやきつつ、

40をすぎてから好物になったアップルパイとブレンドコーヒーをいただきます。

 

パリッとしたパイ生地の舌から、コロンころんと出てくるリンゴの蜜漬け。異なる食感と、

異なる甘さに、リンゴの低いけれど長く続く酸味が口に回ると、思わず微笑み顔です。

深い味がまっすぐ入った珈琲をいただいて、読む本は「三匹のおっさん」BY有川 浩。

小一時間粘ってしまって18時が近づいたので、また電車で移動。

どこをどこから撮ったのか?

夕日が明治神宮の森に沈もうとする、原宿は代々木体育館前の歩道橋。

それにしても、このあたりにはいろんな地名があってややこしい。

 

で、仕事。

彼女もこの視線の先、数キロで仕事。

過ぎゆく時間は夜のとばりを引き下ろし、

21時の初台で落ち合う私たちは、ぐーばーぐという提灯が下がったお店で、

遅い夕ご飯となります。うん、おいしい。いい肉だし、香辛料でごまかさないハンバーグです。

土曜日ふらふら歩きの一日が、一日分の焼き野菜が載ったハンバーグと一緒におなかへ収まって、

なんとなく終止符を打つのでした。