犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

バンコク便り~トムヤムラーメン

2008-04-08 00:04:21 | バンコク便り
 初日は夕方到着だったので仕事はなし。夜は当然タイ料理。中華風の料理もある店です。

 店のいちばん人気は魚のすり身の蒸し物。素焼きの大きめのおぼんのようなものに8つほどくぼみがあり,そこに魚のすり身を入れて,それぞれに三角帽子のような蓋をして蒸す。すり身の中にはさまざまな香辛料が入っていて,とてもおいしい。

 そして,お決まりのトムヤムクンに,カニのカレー風味炒め

 中華風のメニューからは空心菜の炒めものにカキと卵の炒めものも頼みます。

 ビールはチャーン・ライト。最近出た銘柄だということで頼んでみましたが,従来のチャーン(象)を水っぽくしたような味でまずい。二本目からはシンハーにしました。


 今回の出張二泊三日で最終日は深夜便の機内泊。タイ料理の好きな私は,全食タイ料理でもいいのですが,受け入れ先の駐在員はタイ料理に食傷しているのか,日本料理屋に連れて行きたがる。

 二日目の昼御飯は…。

「最近,けっこうおいしいラーメン屋ができたんだよ」

「はあ,そうですか…」

 行ったところは日本式のラーメン屋。それでも何かタイ風のものはないかとメニューを探すと,ありました,ありました。

 トムヤムラーメン

 駐在員は日本式焼きそばを注文。私ともう一人の中国系日本人は,豚肉入りトムヤムラーメンを頼みました。

 ややあって出てきたのは真っ赤な汁のタイ式ラーメン。パクチー,レモングラスなど,タイ独特の香辛料の香がして,食欲がそそられます。

 スープを一口すすったとき,衝撃が走りました。

(辛い!)

 辛いものには韓国で慣れている私にとっても辛いというのは相当なものです。

「なかなかですね」

 四川料理が好物という中国系氏も私と顔を見合わせる。

 細麺を食べ進むうち,頭の毛根が全開状態となり,汗が吹き出してきます。

 私の人生において,二番目の辛さかもしれません(→リンク)。

 結局,私は汁の半分を,中国系氏は3分の1を残しました。

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2 コメント

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反省 (犬鍋)
2008-04-10 01:11:46
あのときは,ナスを入れるのが早すぎました。

今ならもう少しうまくできるかも?
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グリーンカレー (スンドゥプ)
2008-04-08 10:55:41
以前、ご馳走になったグリーンカレーが美味しかった。また食べたいですね。
返信する

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