貫通穴付き引きネジ

2018-03-13 21:25:33 | 工具・機械
dda40xさんのブログでコレットホルダーの引きネジに貫通穴を開けることを知った 
旋盤を手に入れてしばらくは三つ爪チャックで挽いていて、そのうちにER-16コレットを使うようになって材料が勿体無いと思うようになった 
三つ爪チャックだと主軸の内部にある程度の長さの材料を通しておいて順次繰り出すことが出来る 
しかしコレットだと引きネジでお尻が塞がれてしまうのでコレット内部に入るだけしか材料を入れられない 
そんなことを思いながら削っていたら数日前にこのアイディアを知った 
最初はdda40xさんが作って下さると仰ったが、お作りになったER-25用は引きネジがM10なのに対して私のER-16はM6と細かった 
それでご相談しているうちに あれ?ボルトに穴開けてパイプで繋げば自分で出来るかも? ということになってボルトを買ってきて穴を開けてみた 

まずM6x25ボルトの頭から3.2のドリルで掘り掘り 掘っては戻しまた彫って、めでたくほぼ真ん中に貫通  


3.2であいたのでしめしめと思ったがちょっと待てよ、1/8インチの棒ってのも有るんだな 
というわけで次は4ミリのキリで拡大した

いままで真鍮棒に2ミリほどの穴を開けようとすると、10ミリも掘るとキリキリと嫌な音が鳴り出してヘソが曲がることが多かった 
しかし今回の3ミリオーバーのキリはさすがに丈夫なようで曲がらなかった 
もっとも新品のキリを使ったのも良かったのだと思うが 

そして首下5ミリほどで切り離しキセルよろしく真鍮パイプで延長した 左は通常使うムクの引きネジ 


これでめでたく3ミリの丸棒を通して記念撮影 




この穴開き引きネジはハンダ付けで組立てたので無理な扱いは出来ない 
万一バラけてコレットホルダーが抜けなくなると大変なので、通常はムクのネジを使うことにする 

先週の木曜日から風邪の症状になり、金曜の朝には37度以上熱があったので一日休んで寝ていた 
すると風邪は治ったのだが寝過ぎて腰痛になってしまった 
土曜日は仕事が出来たが日曜は昼でダウン 
寝過ぎると腰痛になるのに寝ているのが一番楽という矛盾した状態で今日まで模型を作るどころではなかった 
この記事についてブログを書く
« モーターホルダー穴開け | トップ | ギアボックス組立 »

工具・機械」カテゴリの最新記事