D51 1078 ３２

1078号機の写真はネットで探しても空気圧縮機側しか見つからない
給水ポンプ側の配管は身近な946号機を参考に作ってきたが、ここへ来て946号機の装備というのはかなり特殊なのではないか？と疑わしくなってきた　（笑

交友社刊　写真で見る鉄道車両100年　という本に1078号機と同じ原ノ町区の21号機右側面の鮮明な写真が載っている
初期型と標準型の違いは有るが、ランニングボード上の配管カバーが無い点が1078号と同じなので各機器配置はこれを参考にすることにした

ウイスト2125　缶水清浄装置　大　はシャープなディティールの良いパーツだと思うが、配管取り回しが21号機のそれとは異なるので写真を参考に加工して取り付けた
ただし取り付け足が2ミリと太いのでランニングボードに穴を開けるのが怖い
そこで足を短く切って中央に0.8ミリ真鍮線を植えて取り付け足とした

↓反対側に付く逆転ネジカバーはウイスト2163　ニワSL280　SL281も写っているが却下


ランニングボード下にはこれが本当の清缶剤挿入装置が付くが、実物写真を見ても細い配管のモジャモジャと多数のハンドルばかり目立って箱の形が良く判らない
だから単に四角い箱で誤魔化すことにして2X3真鍮角材を取り付けてしまった

一般的には空気圧縮機と給水ポンプ後部のランニングボード上には補助油ポンプが付いているD51が多いが、1078号機の写真では空気圧縮機の後ろにそれが見えない
ランニングボードの山の陰で見えないのかと思ったら、21号機の給水ポンプの後ろにも見当たらない
おそらくこの2輌には補助油ポンプが無かったのだろう
清缶剤箱を改造するのに外すついでに取り外し、穴は真鍮線で埋めてしまった

以下画像2枚は一旦付けてしまった補助油ポンプと缶水清浄装置


逆転ネジカバーはそのまま使用