大北川橋梁

2009-05-10 19:15:48 | 鉄道模型
↑大北川橋梁を渡る常磐線580M 土浦行き E501系10輌編成(たぶんK704) 5/10 1812

ブックマークさせていただいているワークスKさんのTransPacific blog版
ここのところ話題に出ている「曲がった橋」に私も少なからず興味があって、毎回楽しみに拝見させていただいている。

曲がった鉄橋が話題になった発端は、月刊鉄道模型趣味(TMS)今年の2月号に掲載されたレイアウトの記事だった。
上路式プレートガーダー鉄橋がカーブの途中に架かっているのだが、なんと桁がレールのRに合わせて曲がっていた。
昔のTMSで「桁が曲がっているのは理屈に合わない」と覚えた私は ありゃりゃ、やっちゃいましたね と思ったが、これも作者の理想を求めた結果なんだろうと思っていた。

そんなこんなでワークスKさんも曲がった橋に興味をもたれて、関西方面の路線で運転台にかぶりついてレポートなさっている。
そのワークスKさんから今朝のエントリにコメントをいただいたので、仕事が終わってから早速見に行ってきた。
ワークスKさんは「是非一度、カブリツキの写真を」とコメント下さったが、カブリツキよりも良く見える場所があった (笑
茨城県道22号 北茨城大子線の陸橋に登ってみた。

子供の頃から慣れ親しんだ大北川橋梁は日暮里起点から171Km
昔は普通の上路式ガーダー橋だったので、子供の頃は列車が来ると橋の下で大音響を聴くのが面白かった。
しかし当時の列車便所が垂れ流しだったので、親に止めろと言われてその後は貨物列車だけにした (笑

洪水対策として現在のコンクリート桁4スパンに架け替えられたのはたぶん昭和50年代末期だったと思う。
架け替えは旧橋の上流側に現橋を架けたため前後のカーブを含めて線形が変化した。
旧橋は直線で前後のカーブが現在よりもきつかったが、現在は全体にカーブして線形が良くなった。
これはスーパーひたちの運転に向けて軌道改良の意味もあったのだと思う。

御託はともかく、この付近で写真を散々撮っていながら橋が曲がっていることに気付いていなかった。
ワークスKさんのコメントであらためて興味が湧き、仕事が終わってから撮影してきた。

↓桁は見事に曲がっていた 桁が3本でバラストが入っている所を見ると、もしかするとNゲージのように複線が一体になっているのだろうか?


↓以前の鉄橋は現橋の左(下流側)に架かっていた


昨年6月に撮影した追い撃ち画像 右側の桁は曲がって見える 2008/6/18 0517


現代のレイアウトならば曲がった橋梁もアリということなんだなと、あらためて思った

撮影してから山を見たら夕陽が沈んだ所だった *FX37の夕焼けモードで撮影*



*以下5/11画像追加*

一昨年(2007年)6月ごろに桁に幌が掛かり何か工事をしていた
私はてっきり塗装だろうと思っていたが、良く判らなかった
↓機関車パンタグラフの右に仮設の幌が見える 96列車 ED751024 2007/6/20


こちらは同じ2007年に陸橋から見下ろしで橋梁側面が写っている
桁の最上部だけ塗装されているのがお判りいただけると思う
上の写真から40日後で工事は終わっていたようだが、幌が掛かっていた部分だけ色が異なって見える
↓96列車 2007/8/2


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