Collision Post

2012-03-11 10:37:56 | 米国型貨車
ペンシルバニア鉄道の鋼製キャビンカー(カブース)にはコリジョン ポストとかクラッシュ ビームとか呼ばれる柱が付いている
それは太いチャンネルを背中合わせに2本 エンド プラットホーム(デッキ)とルーフの間に立っている(模型では角棒)
名前の通り衝突から乗務員室を守るための装備だが、主に本線貨物列車に割り当てられホースシューカーブを含むアレゲニー越えを行き来する鋼製キャビンカーのコリジョン ポストには別の意味合いがある

日常的に連結する後部ヘルパーに押し潰されないように・・・

戦前からヘビー トラフィックの本線ではヘルパーの後ろにキャビンカーを連結し直す時間も手間も惜しかったのだろう

私の模型鋼製キャビンカーはバウザー製のN5とN5C
いずれも繊細なモールドでコリジョン ポストとラダーなどが一体に成形されている

一年前の今日 これらを含む貨車たちは棚からダイブし、コリジョン ポストは本来の役目を果たして車体を守った


というか、ほんとうはボディーもルーフもバラバラになっていたのを拾い集めたのだけど・・・

見るも無残な印象を持ち、ざっと組み立てて適当な箱に入れてあった


やっと直す気になったので、同様に大半折れてしまったデッキステップと一緒にバウザーに注文した
部品が来るのが楽しみだ



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