2輌目、3輌目共に長期熟成中だったプロト2000製のフェイズIIです。今回は1955年製のEFS-17mということで、2個組み36インチファンが2セットの車体で、トレインフォンアンテナも取り付けます。
例によって低消費電流ヲタ(w ですので、CN-22に換装するところから工作を始めています。
「最近のモーターは消費電流が少ないので、苦労してCN-22に交換する必要が無いのでは?」と言われますが、この模型は点灯回路を外しても単機走行で300mAほど消費します。普通なら問題ない性能でしょうが、私としては3重連で500mA以下で走る事を目標にしていますので、やはり換えないわけにはゆきません。
それにこの模型もアクスルギアが割れていましたので、どのみちバラバラにしなければならなかったわけで、その交換ついでということです。要するに自分は足回りの工作が「好き」なのだということで、好みの問題(自己満足)の範囲だと思っています。
最初は新モーターとフライホイルが当たってしまうフレームとウエイトの削りからですが、今回はフレームはボール盤で削りたい部分に穴を開け、大き目のニッパーを駆使して切り取ってしまいました。それでも大変な手間です。
ウエイトは非常に柔らかい素材なので削り難いことこの上ないのですが、大きな万力に固定して金鋸で切り取ったところ、かなり楽に作業がはかどりました。
サカツウのアサーンモーター交換用ブラケットにCN-22を取り付けて、A-Lineのフライホイルを付けてさあ試運転と思ったら、上のウエイトにジョイントが当たっているではありませんか。前回のフェイズIIIとは製造時期が違うため、フレームもウエイトも若干形状が異なるようで、そのままでは収まりません。
やむを得ずモーターブラケットの取り付け穴と軸穴を下側に1ミリ強拡大してモーター位置を下げ、ジョイントが当たらないようにしましたが、今度はモーターがフレームに当たって沈まないので、再度削り取りを行ってどうにか収めました。
台車(ギアボックス)はバラバラにしてアクスルギアをアサーン製に交換し、前回同様に鉄板接触片を電線に交換しています。組立の前に古い潤滑油をアルコールで洗浄して、田宮のモリブデングリスを塗りながら組立ました。
軸受け鉄板は[トビカ トップガード]で黒染めしてあります。
PCボードを引っ掻いて回路を作り、配線とLEDヘッドライトを取り付けましたが、これも製造時期の違いでウエイトの形状が異なりライト位置が前後端にあるため、LEDの足そのままではPCボードに届きません。やむを得ず抵抗とダイオードをLEDに取り付けて足を延長して取り付けました。でもこの分PCボードの回路は+と-に分けただけの、非常に簡単なもので済んでしまいました。
シェルの方も少々加工しました。
製品のホーンは一般的なGP-9の形態らしいショートフードに取り付けられていますが、初期のEFS17-mはロングフード端側のラジエーターファンとスタックの間に取り付けられていました。製品のホーンは接着されているので、慎重に引っ張ったところ綺麗に取れてくれました。中央後ろ向きの短いラッパを切り取ってオールフォワードに組立なおし、所定の位置に穴を開けて接着しました。
左:製品のまま、右:ホーンの位置を変更したシェル
トレインフォンアンテナは[トビカ トップガード]で黒染めしてありますので、順次取り付けるつもりです。
続く~
例によって低消費電流ヲタ(w ですので、CN-22に換装するところから工作を始めています。
「最近のモーターは消費電流が少ないので、苦労してCN-22に交換する必要が無いのでは?」と言われますが、この模型は点灯回路を外しても単機走行で300mAほど消費します。普通なら問題ない性能でしょうが、私としては3重連で500mA以下で走る事を目標にしていますので、やはり換えないわけにはゆきません。
それにこの模型もアクスルギアが割れていましたので、どのみちバラバラにしなければならなかったわけで、その交換ついでということです。要するに自分は足回りの工作が「好き」なのだということで、好みの問題(自己満足)の範囲だと思っています。
最初は新モーターとフライホイルが当たってしまうフレームとウエイトの削りからですが、今回はフレームはボール盤で削りたい部分に穴を開け、大き目のニッパーを駆使して切り取ってしまいました。それでも大変な手間です。
ウエイトは非常に柔らかい素材なので削り難いことこの上ないのですが、大きな万力に固定して金鋸で切り取ったところ、かなり楽に作業がはかどりました。
サカツウのアサーンモーター交換用ブラケットにCN-22を取り付けて、A-Lineのフライホイルを付けてさあ試運転と思ったら、上のウエイトにジョイントが当たっているではありませんか。前回のフェイズIIIとは製造時期が違うため、フレームもウエイトも若干形状が異なるようで、そのままでは収まりません。
やむを得ずモーターブラケットの取り付け穴と軸穴を下側に1ミリ強拡大してモーター位置を下げ、ジョイントが当たらないようにしましたが、今度はモーターがフレームに当たって沈まないので、再度削り取りを行ってどうにか収めました。
台車(ギアボックス)はバラバラにしてアクスルギアをアサーン製に交換し、前回同様に鉄板接触片を電線に交換しています。組立の前に古い潤滑油をアルコールで洗浄して、田宮のモリブデングリスを塗りながら組立ました。
軸受け鉄板は[トビカ トップガード]で黒染めしてあります。
PCボードを引っ掻いて回路を作り、配線とLEDヘッドライトを取り付けましたが、これも製造時期の違いでウエイトの形状が異なりライト位置が前後端にあるため、LEDの足そのままではPCボードに届きません。やむを得ず抵抗とダイオードをLEDに取り付けて足を延長して取り付けました。でもこの分PCボードの回路は+と-に分けただけの、非常に簡単なもので済んでしまいました。
シェルの方も少々加工しました。
製品のホーンは一般的なGP-9の形態らしいショートフードに取り付けられていますが、初期のEFS17-mはロングフード端側のラジエーターファンとスタックの間に取り付けられていました。製品のホーンは接着されているので、慎重に引っ張ったところ綺麗に取れてくれました。中央後ろ向きの短いラッパを切り取ってオールフォワードに組立なおし、所定の位置に穴を開けて接着しました。
左:製品のまま、右:ホーンの位置を変更したシェル
トレインフォンアンテナは[トビカ トップガード]で黒染めしてありますので、順次取り付けるつもりです。
続く~