69年式から始まったB6は、75年に発売になった製品で画期的な変更がありました。
それ以前に使われていた動輪は、一見2100型用、あるいは神戸工場製の2120型用のデザインに見えますが、実はスポークが13本で1本多いのです。
画像は奥が69年式に付いていた動輪です。
特徴は3軸ともカウンターウエイトがスポーク5本に掛かっていて、第2動輪のみウエイトの高さが若干高くなっています。2100型用、あるいは神戸工場製の2120型用の動輪は、3軸ともウエイトに掛かっているスポークは4本なのですが、それ以外はかなり似ていると思います。それにタイヤに接する輪芯縁が非常に薄いので、非常にすっきりとしていて好感が持てます。(この薄さから本来はもう少しサイズの大きな動輪を作るための物だったのではないかと想像しています)
画像手前は1975年以降に発売された製品に付いていた動輪です。
12本スポークで、第1、第3動輪のバランスウエイトはスポーク4本に掛かり、第2動輪は6本に掛かっています。このデザインは英国製2120型を正しく表現していますので、私は製品史上の画期的な変更点だと思うのです。
残念なのは、なぜか輪芯周辺のタイヤに接する部分が厚く、昔風で非常に野暮ったいことです。この点は1991年式になると改善されます。
一番手前に並んでいるのは69年式、75年式に使われていた軸受けメタルと75年式のウォームホイルです。
メタルはH型の断面をしていて、表裏のフランジ厚さが異なります。これを第1、第3と第2動輪で裏表に使い、第2動輪だけ横動を許しています。
ウォームホイルは75年式はこの白いデルリンなのですが、これ以前は茶色のベークライトでした。その辺も年式を判断する基準になります。
それ以前に使われていた動輪は、一見2100型用、あるいは神戸工場製の2120型用のデザインに見えますが、実はスポークが13本で1本多いのです。
画像は奥が69年式に付いていた動輪です。
特徴は3軸ともカウンターウエイトがスポーク5本に掛かっていて、第2動輪のみウエイトの高さが若干高くなっています。2100型用、あるいは神戸工場製の2120型用の動輪は、3軸ともウエイトに掛かっているスポークは4本なのですが、それ以外はかなり似ていると思います。それにタイヤに接する輪芯縁が非常に薄いので、非常にすっきりとしていて好感が持てます。(この薄さから本来はもう少しサイズの大きな動輪を作るための物だったのではないかと想像しています)
画像手前は1975年以降に発売された製品に付いていた動輪です。
12本スポークで、第1、第3動輪のバランスウエイトはスポーク4本に掛かり、第2動輪は6本に掛かっています。このデザインは英国製2120型を正しく表現していますので、私は製品史上の画期的な変更点だと思うのです。
残念なのは、なぜか輪芯周辺のタイヤに接する部分が厚く、昔風で非常に野暮ったいことです。この点は1991年式になると改善されます。
一番手前に並んでいるのは69年式、75年式に使われていた軸受けメタルと75年式のウォームホイルです。
メタルはH型の断面をしていて、表裏のフランジ厚さが異なります。これを第1、第3と第2動輪で裏表に使い、第2動輪だけ横動を許しています。
ウォームホイルは75年式はこの白いデルリンなのですが、これ以前は茶色のベークライトでした。その辺も年式を判断する基準になります。