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↑KATO/StewartのF-3 ノーズ側面にロードナンバーが印刷された製品は初めて見ました。
おなじみKATOが製造して米国Stewart HobbiesへOEM供給した模型です。
国内でもかなりの数が流通したらしく、中古店やオークションで時折見かけます。
今回はオークションでちょっと破損した模型を安く手に入れました。
今回は最初から私の欲しいペンシルバニア鉄道(以下PRR)塗りを入手しましたが、この模型はPRRのプロトタイプとは違ったディティールを持つため、やはり加工しないわけには行きません。
このF-3は、いわゆるフェーズIIのうちラジエーターファンが背の高いシュラウドに包まれたタイプで、よくHi Fanと呼ばれる物です。 PRRでは1947年に配備された9500A~9505Aがこれに相当します。
↓左画像:フロントエンドは大型のナンバーボード、貨物用パイロットなどがPRRにはマッチしないので大きな改造が必要になります。
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↑右画像:リアエンドにはお約束のようにカワイモデルのゴム幌が取り付けられていましたが、PRRでは1950年代にはダイヤフラムが撤去されていたので不必要となります。
また、リアエンド(最後部)のステップが左右とも折れていて、これが安価の一つの理由でもありました。
ステップ自体はCal-Scale製のロストワックス部品を取り付けて修復する事は容易です。
しかしこれが折れているという事は、こちら側から落下したという証拠でもあります。
**普通これは落下でもしなければ折れません。**
落下したという事は・・・落下するとたいてい生じる台車関係の不具合を孕んでいる可能性があります。(怖
中古の常で埃や手垢が付いていますので、とりあえず分解して洗浄します。
シャシーとシェルは4箇所の爪で留まっていますので、その位置に0.5ミリ程度の紙を挟んで噛み合いを外します。
シャシーはフロントエンドから引き抜きます。リアエンドから引っ張るとフロントのカプラー台がパイロットに引っ掛かって出てきません。(その前にフロントカプラーを外しておかないといけませんが・・・)
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シャシーを外すと側面窓と一体の上下取り付け爪が自動的に外れます。
フロントウインドシールドはちょっとした嵌め合いになっていますので、注意深く引っ張りながら外してゆきます。
↓これでシェルはバラバラになりましたので、中性洗剤で洗います。
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次はシャシー関係をバラして点検します。
*いつもコメント下さる F'Track さんのブログでもF-UNITが話題になっています。
(私にはATSFは難しいんですけどね・・・)
鮫鼻さんがチキンワイヤーに付いてコメント下さいましたので、画像を追加します。
ゴミが付いていて恐縮ですが、まるでチキンワイヤーを透かしてディティールが見えるかのようなモールドです。
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おなじみKATOが製造して米国Stewart HobbiesへOEM供給した模型です。
国内でもかなりの数が流通したらしく、中古店やオークションで時折見かけます。
今回はオークションでちょっと破損した模型を安く手に入れました。
今回は最初から私の欲しいペンシルバニア鉄道(以下PRR)塗りを入手しましたが、この模型はPRRのプロトタイプとは違ったディティールを持つため、やはり加工しないわけには行きません。
このF-3は、いわゆるフェーズIIのうちラジエーターファンが背の高いシュラウドに包まれたタイプで、よくHi Fanと呼ばれる物です。 PRRでは1947年に配備された9500A~9505Aがこれに相当します。
↓左画像:フロントエンドは大型のナンバーボード、貨物用パイロットなどがPRRにはマッチしないので大きな改造が必要になります。
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↑右画像:リアエンドにはお約束のようにカワイモデルのゴム幌が取り付けられていましたが、PRRでは1950年代にはダイヤフラムが撤去されていたので不必要となります。
また、リアエンド(最後部)のステップが左右とも折れていて、これが安価の一つの理由でもありました。
ステップ自体はCal-Scale製のロストワックス部品を取り付けて修復する事は容易です。
しかしこれが折れているという事は、こちら側から落下したという証拠でもあります。
**普通これは落下でもしなければ折れません。**
落下したという事は・・・落下するとたいてい生じる台車関係の不具合を孕んでいる可能性があります。(怖
中古の常で埃や手垢が付いていますので、とりあえず分解して洗浄します。
シャシーとシェルは4箇所の爪で留まっていますので、その位置に0.5ミリ程度の紙を挟んで噛み合いを外します。
シャシーはフロントエンドから引き抜きます。リアエンドから引っ張るとフロントのカプラー台がパイロットに引っ掛かって出てきません。(その前にフロントカプラーを外しておかないといけませんが・・・)
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シャシーを外すと側面窓と一体の上下取り付け爪が自動的に外れます。
フロントウインドシールドはちょっとした嵌め合いになっていますので、注意深く引っ張りながら外してゆきます。
↓これでシェルはバラバラになりましたので、中性洗剤で洗います。
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次はシャシー関係をバラして点検します。
*いつもコメント下さる F'Track さんのブログでもF-UNITが話題になっています。
(私にはATSFは難しいんですけどね・・・)
鮫鼻さんがチキンワイヤーに付いてコメント下さいましたので、画像を追加します。
ゴミが付いていて恐縮ですが、まるでチキンワイヤーを透かしてディティールが見えるかのようなモールドです。
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