ネジ作り

2017-02-11 09:15:03 | 工具・機械
マイクロマークのリベッターは説明書では「ワークをテーブルにテープで留めるべし、動かないようにね」という意味のことが書いてあったと思う
しかし何度やってもズレてしまうので愛想を尽かした私はテーブルに2ミリタップを立ててビス+ワッシャで押さえるように改良した
これでけっこう出来たのだが、留めるたびにドライバーで締めなければならない
ノギスの段差測定部で奥行きの位置を決めてからドライバーを持つうちにズレる事がたびたびあって、そのたびに頭に来ていた
そこで手で締めることが出来るネジを作ろうと思った

仕事で不要になった直径7ミリで12ミリ長の真鍮が沢山あるので、それの一端を削ってダイスで2ミリネジにした
ネジを留める穴は従来は左に寄り過ぎていて、そのままだと材料が無駄になるので5ミリ右に寄せて開け直した


これで50ミリ幅の板を固定することが出来るが、もっと長い材料(たとえば炭水車)の場合は穴を追加することも可能
なにしろアルミ製だから開け放題なのだ

留めネジは手元に有る材料を使ったが、ローレット棒だとか六角棒ならなお作業しやすいだろう
もっと太い真鍮棒でも締めやすくなるとは思ったがワークに支障するのも困るし、なにより削るのが大変になる
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