ワム アダチ 32

2013-02-12 12:53:13 | 国鉄有蓋貨車 戦前型ワム
最近になって貨車の詳細図を見ることが出来た
それによると台枠の中央を前後に貫く鉄骨は 中バリ というのだそうな
今後はできるだけ国鉄の名称に沿った書き方をしようと思う

でも、いわゆる 駐車ブレーキ のことを形式図では「補助ブレーキ」 詳細図では「側ブレーキ」と表現している
タンク車などはデッキ上でハンドルを操作する車輌が多いから「側ブレーキ」では具合が悪いような気がするが、2軸貨車だと「側ブレーキ」で間違いないからその辺は適宜使い分ければ良いかと思う

で、昨夜は中バリを作ろうとあれこれ考えていたがよい案が浮かばない
比較的新しい有蓋車の中バリにはハット型断面の鋼材が使われているのが判った
無蓋車は縦が250ミリのチャンネルを2本背中合わせに通しているのも判った
ワム90000はどうなんだろう?

いずれにしても下から見れば縁取りが平たく見えるはずなのでチャンネルを並べるのが適当かなと思った
実物のチャンネルは高さ250ミリなので1/80で約3ミリ、イコライザの厚みと床板との隙間を差引いて中バリは2ミリもあれば良い
しかし手持ちの1x2x1チャンネルは在庫の底が見えてきたのでちょっと勿体無いような気がした
そこで軸受の曲げが上手くいったことに味を占めて板材を曲げてみることにした

t0.3真鍮板に罫書きを入れて折り曲げ機にセットして曲げたら・・・ありゃりゃ、曲がらない
今の自分の技術では中国製の折り曲げ機で1ミリの曲げは出来ない事が確認できてしまった

嫌になってしまったがとりあえず帯板だけでも作っておこうとt0.3ミリ板をシャーで2.0ミリ幅に切った
切ったら多少ねじれてしまったので片側を万力に固定して反対側をプライヤーで引っ張ってネジレを矯正した

昨夜はこれでおしまい
中バリをどう作るのかはまだ未定
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