小名浜臨港 C509 （珊瑚 B6） 62

ジャーナルスプリングの事で数日悩んでいた
昔見たＴＭＳの記事に有ったように、カワイのシュー式軸受けから切り出そうとか、真鍮板からシルエットだけ作ってみようとか、あるいは思い切って珊瑚に注文するとか・・・
候補はあるが手がでないので、とりあえず別の工作をする事にした

電車、客車は勿論、国鉄制式機等の窓枠は通常側板の内側にある
普通は模型ではその窓枠の内側にいわゆる窓セルを貼る
中にはぴったり切った窓セルを窓枠の中にはめ込む方もいらっしゃるが、自分は普通に裏側に貼れば良いと今まで思っていた
ところがこのＢ６を作り始めてから、窓枠の内側に窓セルが貼れない事に気付いた
そう、窓枠が側板の外側に在るのだ　しかも引き違い窓らしく２枚
本に載っている実物写真では２枚が前方にちょっとずれて開かれている
一枚ならば窓セルをぴったりに切ってはめ込む事も不可能ではないが、２枚だと側板よりの窓枠には入れられない
仕方がないのでぴったり重なって開かれているという事にして１枚で済ますことにする

1/28 キャブ前縁取りと窓枠敷居を取り付けた
前の縁取りはt0.2x0.5洋白帯を貼り付けた
ちょっと狭いのだが、手持ちの帯板は次は0.8ミリ幅になってしまうのと、t0.4になってしまうので使い難い

窓枠の敷居は実物写真ではサイドタンクの縁取りよりも太く見えるが、模型では縁取りの方がオーバースケールでかなり太いのだと思われる
断面が正方形の角材しかないので1ミリ角を貼ると張り出しがかなり大きくなってしまう感じ
そこで兼ね合いを見て0.8ミリ角真鍮棒を貼った