東芝戦時型40トン 中村精密 更新20
このギアボックスは一見左右の側枠を蒸気機関車のように挽物のスペーサーで繋いでいるように見える
この挽物は一端(画像で向こう側)が段付きになっていて、側枠に差し込んでハンダ付けせよということになっている
ところが他端(こちら側)は単にスパッと切り落としただけで、こちら側の側枠には触っているだけ
つまり左右側枠を繋ぐどころか、単に動輪押え板をビス留めするだけの棒なのだ
コの字型にプレスされた側枠は向かい合わせて妻部にビス留めするウォーム軸受けを兼ねる板で繋がって四角い枠になる
だから調整するのにビスを緩める度に位置関係が変わってしまうのが面白くない
幸い突き当てる方の側板にも差し込み穴があけてあるので、挽物の平らな面にM2.0タップ穴を作りビス留めできるようにした
段付きの方はM2.0だと段が無くなるような気がしたのでM1.4タップ穴を作り、両側ともビス留めで組み立てるようにした
昨日までキットの昔風のプラス頭ビスを使っていたが、今日からエコーのビスで組み立てたところしっかり締まって気持ちが良い