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クリスマスまで2週間








夫の首長国出張が延び、金曜日の夕方ブラッセル着、翌土曜日は南米へ出発、というスケジュールになってしまった。

空港から30歩だかの(<HPにそう記載あり)ホテルへ宿泊するしかない。

それでわたしも金曜の夜からそのホテルへ。お土産を受け取りに。あっ、彼に会いに。


夕方、鍵の携帯を忘れて自分自身を家から閉め出す、車のエンジンがかからない、歯茎が腫れるなどのトラブル続きだったが、無事到着するにはした。だから気が進まへんかってんよ...と車の中でつぶやく。行き先が気持ちが華やぐようなホテルではないからだ。


ブラッセルにはEUなどの国際機関もあり、中心地として契機はあるわけなのに、どうしてもっとこう都会化しないのだろう。ブラッセルの洗練をストップさせているのはいったい何なのだろう。これはじっくり考えてみたいトピックだ。

せめてそこへ行くのがうきうきするようなホテルがあればいいのにと、先日、近所のホテルでマネージャーの1人(彼は常に風呂上がりのような紅顔の青年である)に訴えたら、そのホテルチェーンがブラッセルにベルギー二件目を検討しているらしい。

そのホテルがブラッセルという「土地」にどのように影響されるか非常に興味があるなあ。
ブラッセルはミイラ取りをミイラにしてしまう力を帯びている。あるいは刑場跡や古戦場には何を建てても寂れると言うがそんな感じ。ブラッセルの古地図を調べてみたいものだ。

一方、住む土地としてのブラッセルは大変いいところだと思う、と書き添えておこう。



昼過ぎブルージュに戻ると、クリスマスショッピングの人出がものすごかった。そぞろ歩く気分にもならないほどの混雑だ。
どの地下パーキングも満車。どの喫茶店も満席。どの店のレジにも列。

うむ、ベルギーの人々が華美柔弱を嫌っているわけではないらしい...


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