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英国と言えば...ヘンリー君








英国のスター、ヘンリー君の登場だ。


わたしが一番最初にヘンリー君を見かけたのは、もう25年ほども前、英国のホテルの廊下でだった。
ヘンリー君は掃除中だった。

わたしは、メイドさん達のチームがふざけて掃除機に目鼻を書き込んだのだと思い込み、高級ホテルの備品にあんないたずらをしてボスから注意されたりしないんだろうか、と心配して差し上げたものだ。

その頃の日本社会は、プロの仕事道具、業務用掃除機に目鼻、を許容する雰囲気ではなかったのだ。いや、想像もできない雰囲気だったのだ。
客さまがあのかわいい顔を見て「このホテルは掃除が遊び半分」などとお思いになられたら...という恐れがあった。たぶん(笑)。



先日、新しい掃除機を手にしたとき、同じ売り場にヘンリーが並んでいないか探した。ヘンリーは大規模安売り家電屋にはいなかった。そこに彼がいたならば、わたしはダイソンではなく彼をつれて帰ったかもしれない。


(写真は卓上掃除機。かわいいヤツです。)

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