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Brugge Style
the royal ballet : live
昨夜はロイヤル・バレエのライヴがオンラインで放送された。
アンソロジーとしては、3月のロックダウン以来2回目だった。
実は今月からソーシャルディスタンスを設けつつロイヤル・オペラ・ハウスでの公演が始まるはずだったのだが、わたしが見にいく予定だった日を待たずにイングランドは再びロックダウンに突入。
12月に予定されていた『くるみ割り人形』も今のところ未定になっている。
このブログ上でもおすすめした前回のライヴは、受信できない人が続出、しかも映像が悪く(明る過ぎて映像が潰れてしまっていた)、さらにはカメラの位置もよいとはいえず、かなり残念だった。
また、言いにくいことだが、数ヶ月のロックダウンというのは、当然ダンサーの心身に大きな影響を与えるのだなと実感もした。
彼らがとてつもなく勤勉で、毎日オンラインの練習に参加していたとしても。体型が変わりやすいタイプもおられるのだ。逆に通常の練習量や緊張感がすさまじい、ということなのだが。
世界には人間が責任を持って解決しなければならない問題が多くあり、何の希望も持てなくなる時があるが、最高に美しい人たちを見ているだけでも、パンドラの箱の中には小さく輝く「希望」が残されているのだ、という気持ちになる。
昨夜は二人のプリンシパルMarianela NunezとVadim MuntagirovがLe Corsaire(ロイヤルバレエでは珍しい)、
Natalia Osipova のDying Swan、Christopher WheeldonのWithin the Golden Hour(<大好き)など...
しかしやはり生とは違う。早くロイヤル・オペラ・ハウスで見たい。
......
書きそびれたのは10月29日、年に一度の#WorldBalletDay(世界バレエの日)。
世界40のバレエ団のレッスン風景や、リハーサル、インタビューやイベントなどのライブをYouTubeで一日中見られる日だ。
わたしはロイヤル・バレエ(4時間!)とボリショイ・バレエの一部ライブを見た。
上の写真は先日のRoyal Ballet : Back on stageの時の二人のプリンシパルMarianela NunezとVadim Muntagirov(Don Quixote)の写真だが、昨日はBalanchine’s Tchaikovsky Pas de Deuxの練習風景を見られた。
マリアネラの星がたくさん入ったキラキラした瞳を見ているだけでもこう、胸の奥からこみ上げるものが...
こちらはYouTubeで見られるのでぜひ。
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