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2024夏 ブルージュのレストラン




今月行ったレストランの中から紹介します...

やはりこのトピックに関してのご質問が一番多いので。


Zet'Joe
ミシュラン三ツ星のメゾンとして名を馳せたDe Karmelieteのシェフが、「体力的に三ツ星を維持するのは困難」と、規模を縮小して再出発した店である。

壁のアートも、カトラリー類も、カルメリート時代のものを使っている。
メートル・ドットも同じ方である。わたしのイタリア語とかスペイン語程度の日本語を話す。

一番上の写真は前菜、ラングスティン(手長海老)、茄子、フォワグラ、えのき...
この上に熱々のスープを少々注ぐ。




前菜の前に何品もアミューズが出てくるのが好き。

こちらはフランダースやオランダでよく食べるニシンの酢漬けとビーツ。絶妙。

おしゃべりに夢中で、他には写真がないが、店内も素敵です。




こちらはブルージュの旧市街から車で18分ほど、ZedelgamのLoppemにあるBar Bulot。

名前はバーだが、レストランである。

すぐ上の写真は、自前の農場産のステーキ、二人前。

おもしろいのはこのステーキに「(日本語で)Be-ru-gi ベルギー」という名前がついているところ。

決して揶揄しているわけではなく、エキゾティック感や、特別感...に訴えているのだと思う。

そういえば、昔ブルージュには日本語の発音で「チョコレート」というショコラティエがあった。




ほら、メニューに"Be ru gi"(日本語でBelgiumのことをベルギーと言います)と、書いてある。
そんなにおもしろいか(笑)? 

特に、和牛というわけでもないし...
ただ、とても美味しいソースには、香り高い山椒が使われている。

ウェイター氏に「わたくしは日本人なので完璧な発音でオーダーいたします。ベルギー! お願いします」といつも言っている(サムい中年である)。




農家の納屋を改造して内部はモダンに。

外のテラス席もとてもよい。

Kasteel van Loppem(ロペム城)というゴシック・リヴァイヴァルのお城と森が近くにあり、森歩き、とてもおすすめ!! カフェもある。





最後に、大人数の場合に行く、もっとカジュアルなOnslow。

こちらは今ブルージュで流行りのシェアが前提のレストランで、おそらく、地元の人の間では一番人気だと言っても過言ではないと思う。
何度も行っているのに、いつも会話が忙しく、写真が一枚もない...

マルクト広場からは少し離れていて住宅街の中にある。
この辺りの運河も美しいのでぜひ徒歩で。
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