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嵐が秋を連れてきたブルージュ




前回すでに書いたことだが、水曜日のブルージュはひどい天気だった。

気温は真冬用のコートが必要なほど下がり、ホテルの部屋には暖炉を入れ、真っ青な空が広がったかと思うと、5分後には槍のような雨...
風が吹き、傘を飛ばす。
その後にはハケではいたかのような青空、そして5分後はまた大雨...
一日中。

とても、とてもベルギーらしい天気だ。

ベルギーらしいといえば、友達が当てにしていたレンガ職人さんが待てど暮らせど来ず、急に「明日行きます」と連絡してきたという(これも前回書きましたね...)。
連絡が来るだけマシ、これもベルギー、あるあるなのだ。


また、夫がブルージュの市役所に書類を取りに行くという用事があり、事前に何度も電話で「ブルージュの市役所で受け取るのですね」と念を押してのうえのことだった。
しかし、当日窓口へ行くと「あなたの現住所は英国にあるので、ロンドンのベルギー大使館に取りに行ってください」と。

ああ、これぞベルギーのお役所仕事である。
彼らは全く無礼というわけではない、ないけどね...

こういった職人さんの仕事の約束や、お役所仕事は、人間の力ではどうにもならない「悪天候」のようなものだと彼らは思っている...




暖炉は年中活躍。
昼間は暑くても、朝晩が冷える時期、暖炉を入れるのは最高だ。
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