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パリ、今週もまた美し




一度、英国に帰り、別のお楽しみ(ピアノとバレエだった)を済ませてまた昨日からパリに戻ってきた。

昨日は夕方から再びルーヴルへ。
先週、チマブーエ展と一緒に見学できるだろうとタカを括っていたルーヴル初のLouvre Couture「クチュール展」をさらに見るために。


「クチュール展」は想像よりも規模が大きく、その話はまたするとして、ルーヴルには怪人がいるのだろうか...と、夕暮れる中庭を見ながら思っていた。

『オペラ座の怪人』の愛が報われないのは、怪人(ファントム)が社会から疎外されており、当時の社会的にクリスティーヌに愛される資格がないからだ。
彼は彼女を深く愛するが、その愛は執着と恐れと表裏一体、健全な関係にはなりえない。
なんと切ない。
そして最終的にクリスティーヌは他の男を選ぶ。

うむ、わたしとパリの関係みたいだ...
わたしには怪人の持つ才能もないしね。


でも、美しいパリで会いましょう。
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