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Brugge Style
zimerman@amsterdam
か、悲しい。
呆然として、チーズケーキのやけ食いをする以外、何をする気にもなれない...今日は。
今週末の日曜日、オランダ・アムステルダムのコンツエルトヘボウでリサイタル(バッハ・パルティータとシマノフスキ・プレリュード、マズルカなど)の予定だったKrystian Zimermanの運営が、今朝、4日前になって突然のキャンセルを連絡してきた。
理由としては、運営側の問題とのことだが、4日前って突然すぎやしませんか。
いったい何があったのだろう(またピアノが壊されたとか、持病がとか、会場のコンディションが、とか?)
彼ほどのピアニストとなれば、地元アムステルダムだけでなく、欧州諸国から飛行機に乗って鑑賞に来る人(わたしと夫だ)も多いだろうに。
チケットは自動的に一年後2023年の同じ日のリサイタルに振り替え。ええええ、一年後...
このキャンセルで2022年の欧州での彼のコンサートはゼロに。またどこかで突然開催されたりするだろうか。
同じ週末にアムステルダムでお誕生日のサプライズを祝うはずだった友人一家からも、主役側が行けなくなったと連絡を受けたばかりだった。
わたしたちも国立美術館見学のためだけには行かないかなあ...2週間後にもSokolovのリサイタルのために行くし...
その困惑を弄ぶかのように、夫がオークションで競り落としたファースト・エディションのレコードが届いた。
今はこれを聞くのもなんだか。
東京の、趣味を同じくする友達Yさんに涙の訴えをしたら、彼女はZimermanに当日キャンセルの憂き目にあったことがあると! きょ、巨匠...そりゃないぜ。
再来週、同じ会場でのGrigory Sokolovのリサイタルは、大丈夫なのか。
アムステルダム、遠い(ロンドンのヒースローからオランダのスキポールまで飛行機で1時間ですけど)。
Zimermanの予定されていたプログラムは
J.S. Bach
Partita nr. 1, BWV 825
J.S. Bach
Partita nr. 2 in c, BWV 826
Szymanowski
Andante ma non troppo, nr. 1 (uit '9 preludes', op 1)
Szymanowski
Andante con moto, nr. 2 (uit '9 preludes', op 1)
Szymanowski
Moderato, nr. 7 (uit '9 preludes', op 1)
Szymanowski
Andante ma non troppo, nr. 8 (uit '9 preludes', op 1)
Szymanowski
Moderato, nr. 13 (uit '20 mazurkas', op 50)
Szymanowski
Animato z elegancją i grandezzą, nr. 14 (uit '20 mazurkas', op 50)
Szymanowski
Allegretto dolce. Naiwnie i sentymentalnie, nr. 15 (uit '20 mazurkas', op 50)
Szymanowski
Allegramente. Vigoroso, nr. 16 (uit '20 mazurkas', op 50)
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