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Brugge Style
ピンクが効く
これから週末のランチ用にオイルサーディンの缶詰を焼こう。
美しい缶に一目惚れ、マドリッドで購入したオイルサーディンの缶詰を。
週末のランチ、というフレーズもむなしい英国隔離生活8週間目。
あまりにもパッケージの色が綺麗なのでずっととっておいたのだが、食べるとしたら今のような気がする。
そう好きでもない「ピンク」に、最近、強烈に惹かれるからだ。
ピンク、というのは生命の色なのである。
最近、わたしがなんとかの一つ覚えで薔薇色のお菓子、イスパハン の話ばかりするのもたぶんそういう理由...
5月と6月は普段は英国が一番綺麗な季節であり、ここぞとばかりに庭に出て生活するようになる。
朝のコーヒーをまだひんやりした庭で毛布にくるまって飲み、ロビンやアオガラ、ブラックバードやマグパイが飛んでくるのを眺める。
昼間は直射日光と日陰を移動しながら過ごす(日向は暑すぎるし、日陰は寒すぎるから)。
夜は気温が下がる前に早めの夕食をとり、食後はボードゲームで遊ぶ。
缶のラベルのナンバーはサーディンのサイズで、サーディンが大きいほど値段も高くなるのかと思いきや、小さいものがたくさん入ってる缶の方が高い。
これがまた整然と幾何学模様(ヘリンボーン!)に美しく入っているのです...
ガーリックのスライスを多めに盛り、美味しそうな色がつくまでオーブンで焼く。オーブンでオイルがぐつぐつしたら、鷹の爪とパセリを散らし、バゲットを浸しながら最後の一滴までいただく。
昨日作っておいたブロッコリとセロリのスープと一緒に。
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