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黄金のシュニッツエル







早いもので3週間前の話になるが、クリスマス直前までウィーンにいた。

今夜、トンカツを作るにあたってウィンナー・シュニッツエル愛を思い出した...


オーストリアといえばザッハー・トルテか、生クリームののった「ウィンナー・」コーヒーか。
ソーセージ、ターフェルシュピッツ(牛肉の煮込み)、牛のコンソメスープ、アップル・シュトゥルーデル

そしてウィナー・シュニッツエル!

他には鴨肉の料理やタルタルステーキも有名らしい。中欧の国々で似たような料理が多いのは、この地域が昔から文明の十字路だったことや、現在の国境や国民国家という概念が比較的新しいということなのだろう


わたしは揚げ物料理全般が大好きで、もちろんシュニッツエルも大好物だ。

ウィーンには、揚げ油をバター(わたしはバターが好み)、ラード(フロイトはラードを好んだとか)、植物油のうちから自分でが選べる店もあった。
仔牛の肉を薄く叩いたものに(豚肉もあり)、パン粉をつけてからりと揚がった黄金の食べ物。絶妙な塩加減。

付け合わせはシンプルなグリーンサラダや、ジャガイモの薄切りあっさり煮込み、こちらお醤油をたらしたら肉じゃがになりそう。


本場でシュニッツエルを食べ過ぎてしまい、しばらくはシュニッツエルを見たくもないのだが、牛カツやトンカツは食べられるんですよ。不思議だ!
(牛カツはロンドンのおうどんやさん、「こや」でよく注文する)

七草がゆどころか、揚げ物!
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