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Brugge Style
yulianna avdeeva
先週はBoris Guiltburgのとても知的なラフマニノフのプレリュードを聴いた翌日は、クイーン・エリザベス・ホールでYulianna Avdeevaの、こちらも非常に知的なまるで叙事詩のようなショパン他を鑑賞した。
ユリアンナ・アヴデーエワといえば2010年のショパン国際ピアノコンクールの覇者で、アルゲリッチ以来45年ぶりの女性ピアニスト優勝で話題をさらったのだった。
3位がこのところ活躍著しいトリフォノフ...もう10年近く前の話なんですね!
来年の今頃は2020年のショパン・コンクールが開催されるのだ。
早すぎて気が遠くなります。
彼女の生演奏は、5年ほど前にブラームスのピアノコンチェルトを聴いて以来で、ショパンを聴くのは初めてだった。
座席は九割方埋まっていただろうか。前半ショパンの後、帰った人も多く、わたしはショパンよりも、後半のシューマン、シューマンよりもシューベルトのスタイルが素晴らしいと思った。
Yulianna Avdeeva
Chopin: Nocturne in C sharp minor, B.49 (Op. posth.)
Nocturne in F, Op.15 No.1
Ballade No.3 in A flat, Op.47
Prelude in C sharp minor, Op.45
Scherzo No.3 in C sharp minor, Op.39
3 Mazurkas, Op.59
Polonaise in F sharp minor, Op.44
Schumann: Phantasiestücke, Op.12
Schubert: Fantasy in C, D.760 (Wandererfantasie)
(写真はSouthbankcenterより拝借)
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