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the shape of a city




東京はたまに行くだけで、右も左もわからないが、少なくとも遊びが目的の訪問客にとっては非常に楽しい街だ!

前回訪れたのは、海外からの入国者には10日間の隔離が課せられていた2021年だ(去年の帰国の折には行かなかったのね...)
まあ、あの時はホテルに缶詰で、ホテルの壁以外には何も見ていない。

親戚友人はホテルに小包を送ってくれたり、差し入れに来てくれたり、ありがたかった。
隔離期間が明けて自由の身になって、すぐに東京と横浜の友達がご飯に連れ出してくれたのには気持ちが晴れた。




今回はまずは国立西洋美術館、翌日は国立新美術館(上の写真2枚と下の写真)、その次はサントリー美術館、最後は根津美術館へ。


この中では初めて訪れた国立新美術館! ずっと見たかった建築...
ポール・ボキューズの食事は、日本で食べるものとしてはまあまあな方だったものの、席のお隣が偶然にもベルギーの西フランダース出身のお2人で愉快だった(夫も同じく)。


サントリー美術館のガラス展『展吹きガラス 妙なるかたち、技の妙』、すばらしかった。
日本の美術館は写真撮影禁止がデフォルトなので、この辺り、全く写真がないのだ...

また、サントリー美術館が入っている東京ミッドタウンが、建築も内容もわたしは一番好みで、毎日タクシーに乗ってとりあえず出かけた先。混雑していないし、わたしが見たいものや利用したいものが多く入っていて。
Time&Styleでは個展を行なっていて、虎の子を散財してしまった。




東京では金継ぎ教室にも行った。
配送された時にはすでに箱の中で破損していたロイヤル・コペンハーゲンのプリンセス、はるばる持って行ったのだ。

これが予想以上に先生の金継ぎ魂に火をつけてしまい、99・9パーセントを作業してくれて、無事、見事に完成。英国に大切に持ち帰った。




確実により美しくなったロイヤル・コペンハーゲン、白と、青と、黄金色のチャーム。魅力的だ。
ロイヤル・コペンハーゲンには皿の写真と、金継ぎ文化の付け焼き刃的ウンチクを送ろうと思っている。

これはしまわず、花を飾ったりして飾っておこう。


金継ぎといえば、友達が連れて行ってくれた銀座の料亭でも、金で継いだ高価そうな器が出てきた。
お店の方が自分達で修理なさっているそうで、すばらしいなと思った。

京都のお教室の講師の方は「京都には金継ぎ屋さんがあるので」とおっしゃっていたのを思い出す。

こういうところは本当に、心から、日本すごい!!と思う。




友達と銀座で待ち合わせ。裏通りの地下にあるシックな割烹へ連れて行ってくれた...写真が一枚もないのはなぜ。ご趣味も優雅でめちゃくちゃおもしろい彼女としゃべるのに夢中で。
(最初の夜に連れて行ってもらったお鮨屋さんの写真も一枚もない...白海老、旬の走りも走り、フライング! だったのに。ほたるイカ、由良ウニ、桜海老、カツオ、鯛、山菜、菜の花、メバル、サワラ...春は美味しいものがいっぱいだ!)

この夜は食後は強風の中を有楽町のバカラ・バーまで歩いて行き、バーテンダーの方たちも一緒にワイワイ話したのが最っ高に楽しかった! 
都会の真夜中ってなぜあんなに楽しいの...

そういえば上記の金継ぎの先生は、オールド・バカラの金継ぎをバカラから依頼されたことがあるそう。ガラスも金継ぎできるのね!




写真がある食事はこちらのみ、西麻布の肉割烹のお店。
肉好きの夫が感動のあまり東京に来ていた英国人クライアントに写メを送ったら、その方「絶対に行きたい! 明日、空席があるか」と。
どこからか糸を引いてもダメだった模様...




虎ノ門周辺、2020年に来た時、再開発が激烈に進行中であまりいいとは思わなかったのだが、今回は! 
もともと摩天楼は大好物なので...
特に宿泊したオークラ東京(改装後、とてもよくなったと色々な方面からおすすめされて! その通りだった)も、とても「気」の通りのいいホテルだと思った。


これほどの人口密度、世界的な大都会、東京の清潔さには目を見張る。

これがどこかのどなたかの犠牲の上に成り立っていないか、しばし考えてしまったけど。


話がとっ散らかっていて、しかも長々と、失礼。東京はこれだけで何日分もの記事になりそうなのにひとつにまとめてしまった。
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