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新型コロナ無料検査キット
英国はクリスマス前から続く三回目のロックダウンを、6月21日の完全解除に向けて段階的に規制緩和している最中である。
今週は4月12日のロックダウン一部緩和を機会に、家庭で自分で検査でき、短時間で結果もわかる新型コロナウイルス検査キットLFTS(ラテラルフローテスト)を無料で配布し始めた。
誰でも希望者は週二回、住居近くの公民館や薬局、郵送でも受けることができる。
結果はネットにあげる。
わたしもネットで早速注文してみた。翌日、普通郵便で届いた。
この、性能自体はあまり良くないらしいテストの結果が陽性なら、より正確な結果が得られるPCRテストを受ける。
陽性ならばもちろん自己隔離に入らなければならない。
この自己隔離をどれだけ正直にできるかが鍵なのだろう。
新型コロナウイルスの検査を数だけ乱発することには専門家によってもさまざまな意見があるようだが、
12月から続く三回目の厳しいロックダウン
失業者、休業者への比較的手厚い支援
ワクチンは昨日の時点で全国民の半分以上が接種済み
感染者、入院者、死者数の改善
マスク、手洗い、換気、密を避ける
リモートでの就業の半ば義務、大学の対面授業禁止(これまで対面授業を受けているのは医学部、歯学部、介護系などのみ)
などの対応をしてき、これでダメならいったい何をしろと?
という英国社会なのである。
今後、ルール緩和によって、まだワクチン接種ができていない50歳以下の世代に感染が広がるのをなんとか7月下旬まで阻止しよう(英国の18歳以上の成人に接種が完了するのが7月末)、無症状者を炙り出そう、という作戦か。
陽性者がルールを守って隔離してくれないとダメなわけですが。
スマホのアプリで目の検査をすることにより、9割以上の確率で感染者を割り出すことのできるシステムが開発されたとのニュースもあった(ドイツ)。
それでもやはり陽性者が隔離してくれないと意味がない。
陽性、隔離に対して、社会が非難せず、経済的補償が手厚い、こちらが必須。
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