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イタリアの廃村



こういう廃墟に目がないのです...



英国の隔離生活、一部緩和があったとはいえ、まだ継続中。
今日で10週間目を迎えた。

そしてボリス・ジョンソン首相が、上級顧問の行動(おそらく「ステイ・ホーム」の呼びかけを書いた本人。ロックダウンで全国民に外出禁止を強制していた4月、400キロ以上離れた実家に移動し、観光までしていた模様)を「ルールの解釈を曲げて」擁護。厳しく非難されている。

英国も日本も、一般国民と特権階級は別枠の扱いなんですね!!
今の日本と異なり、英国が幸いなのは権力の監視機能としてのジャーナリズムが抜群に機能していることか。


気候も欧州が一番いい季節、ああわたしも、どこかに行きたいなあ!


欧州大陸では観光シーズンを控え、さまざまな手段が講じられる模様。

イタリアのこの記事『都市から廃村に移住を 伊建築家ら「ポストコロナ」の新生活提案』が気になる。


新型コロナウイルスの被害が大きいイタリアでも、6月3日からシェンゲン条約に基づきEU内の移動が可能になる。
甚大な被害を教訓として、今後は人の過密が懸念される都市部や、一部のビーチなどへの集中を緩和したい。
ゆえに2000以上(!)が廃村になっている現状を鑑みて、過疎化する村落への観光を提案するだけでなく、住み続けてくれる人を誘致しようという提案だ。
ちなみにイタリアには5800の集落があり、それぞれの人口は5000人に満たないそうだ。

イタリアの小さい村を訪れたことのある人なら同意してくれると思うが、従来のインフラとデジタル・インフラが整えば、一年の半分は定住してもいいと思えるような魅惑的な村がたくさんある。

田舎の人づきあいが大変なのは、田舎出身の友達から忠告されているにしても、天気はいいし、食べ物はおいしいし、絵になる自然も建築物もある。有形無形の文化遺産の保護にもなるような協力の仕方ができたらいいなあ..

うん、いつものごとく、わたしのものの見方は甘い。


夫もリタイヤはまだまだ先だが、月に何日間かロンドンへ出、他国へ出張できるならリモートワークが可能だ。
娘が大学生になったので、学校の休みありきで移動の計画を立てる必要がなくなり、以前にましてひょいと出かけられるようになった。 
今のうちに終の住処候補を考えておきたい。

英国からは飛行機に乗ったら欧州内の都市には1時間から2時間あればどこにでも行けるが、可能なら大陸に住みたい。車で国境を超えて、西へ東へ南へ北へ。


イタリアの過疎化する村にヴィラを買ったら(夢ですよ夢)、ずっとこんな話に付き合ってくださっているブログの読者の方をぜひご招待したいなあ(夢ですよ、夢)。

隔離生活が続き、ほんとうに読者の方々には慰められているのです。あらためて、みなさまありがとうございます。
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