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桃の節句





娘の内裏雛。

欧州でも20年間(ほとんど)毎年飾った。

ベルギーから英国に引っ越した時、引越し屋が梱包した荷物を解くと卒倒しそうになった。
内裏雛の納められた一番内側の箱の中には和紙がふんわり詰めてあるため、スペースに余裕があると思ったのだろう、ハンガーを一緒に入れられていたのだ。
もちろん日本人ではない彼らはこういった工芸品が世の中に存在することすら知らないのだから、こちらが明記しておくべきだったのだ。

その上20年間の保存方法がまずかったからなのか、お召し物の色は褪せ、男雛の美しいお顔に小さい傷が現れ、烏帽子のお飾りも今年初めて見つからなくなってしまった(!)が、とても気に入っている。

お召し物の丁寧な着せ方、色合い、お顔の完璧な美しさなど気に入っている点はいくつもあり、なんといっても男雛のお顔が、女雛の方をわずかばかり向いているのが好きだ。
他では見かけないのでもしかしたらこれも保存のまずさのせい?!

五行にのっとって、ほんとうは男雛を向かって右に置きたいのだが、お顔の向きゆえにこう飾っている次第。

桃の花(のつもり。桜でもないこの春の花)は庭から。


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