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onegin、今シーズン最後の




ロイヤル・バレエの『オネーギン』、今シーズン5回目(さすがに最後)を見に行った。
主役はタチアナ役Marianela Nunezとオネーギン役平野亮一さんのコンビ。

Marianela Nunezの演じるタチアナは、最初、内気な少女といういうよりは病弱な感じすらさせ青白いが、恋に落ち、感情の蓋が開く。
そしてオネーギンが去り、またぴったり蓋をしてしまう。

平野さんはやはり3幕目、改悛とともにタチアナの足元にすがりつき、もうどうにも回収することのできない過去にひたすら手を伸ばす絶望の表現がすばらしい。


それはそうと、人はこういう恋愛を一生に一度くらいはしておかなければならないとつくづく思ったのだった。

どうやったらできるか聞かれたらわたしはこう答える。
そりゃ古典として残る恋愛小説をたくさん読んでおく、それにつきる。
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