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Brugge Style
chateau la coste
こちらに実際の訪問記をアップしました。

昨日も記したように、今夏アブダビのサディヤット島で最先端現代建築群を訪れるのは早すぎると分かったことから、並列された「南仏の名所旧跡行きたいリスト」の中のこの場所が他から浮かび上がり輝き出したのである。
なにしろ、安藤忠雄が本館のレストランとホテル、彫刻庭園(<この庭園は「彫刻ウォーク」で訪れることができる)をデザインして全体をまとめあげ、フランク・ゲーリーの音楽パビリオン、ジャン・ヌーベルのワイン・セラー、HPのリストにははっきり載っていないが、レンツォ・ピアノやノーマン・フォスターもあるそうですぜ。
その他、ジャン・プルーヴェの、ルイーズ・ブルジョワの何があるんだろう?と、想像だけを肴にワインを1本空ける自信がある(あ、ルイーズ・ブルジョワのは見てしまった...当日までの楽しみにするため、これ以上検索をかけたりしないようにしたい)。
すごい! 秀吉みたい。メディチ家! いやさ、唐太宗!
ローマ時代からワインづくりが行われて来たプロバンスの丘陵地帯と現代アートのコントラスト、そしてうまいワイン、想像するだけで床から5センチくらい身体が浮いてしまいそうだ。
ここに行くなら一緒に行きたい愛人(<女性)がいるのだが、彼女の体調のため叶わないのが残念。
夏よ早くこい。
写真はここから拝借しました。
娘の学校がハーフタームに入ったので明日からパリへ。「もののあはれ」ラビリンスで遊んできます。生還できるだろうか。
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幸せの島
先日、今年の夏休み第一弾の計画を練っている時、奇妙なことに気がついた。
13歳の娘には「行ったことのないところに行ってみたい」という欲望がひとかけらもないのだ。
彼女にどこに行きたいかと聞くと、去年行ったアンギラか、何年も前に行ったシチリア、インドネシア、モーリシャス...にまた行きたいとばかり繰り返す。
「また行きたい」。
メディアを通してグレイトバリアリーフでシュールなスキューバダイビングができることや、アフリカでジープに乗っているわたしの写真を見てわくわくしたりはするようなのに、次の旅行先候補には絶対に挙がって来ない。
わたしはこの人は世界中を旅行している割には「自分ー世界」が限られていて幼いなあと感じる。でももしかしたらこれこそが「子供は現実的である」という所以なのかもしれない。
大人は子供が想像の翼に乗ってどこまでも飛んで行けるような気がしているが、それはまさしく「想像の」世界の中のみであり、彼らは今見えているもの聞こえているもの感じているもの嗅いでいるものこそをよりどころにし、自分の実体験を絶対重視する鉄板リアリストなのである。
これが行ったこともないパリに憧れて「あたし前世はパリジェンヌだったと思うの。パリにいつか帰りたい」などとブログに書き出したら大人なのか(笑)。
あるいは「ここではないどこか」に行きたいと言い出したら人生に疲れた兆候であるとか、被虐待のサインであるとか考えていいのだろうか。
いや、冗談はさておき...もっとも、お利口で現実世界に対しても想像力が豊かなお子さんもおられると思うので誤解なきよう。

いよいよ整って来たアブダビのサディヤット島、「幸せの島」で最先端の建築群を見学したいのだ。
フランク・ゲーリー(<大好き)のグッゲンハイムにジャン・ヌーベルのルーヴル、ザハ・ハディットのパフォーミング・アート・センター、ノーマン・フォスターの国立博物館、そしてわれらが安藤忠雄の海洋博物館...すごくないですか、この夢の島! いや、幸せの島!
しかし、あの鳴り物入りで紹介されたルーブル別館が2014年開館(一説では2015年)らしい。では来年の夏の方がいいのか...と思って調べたら、グッゲンハイムも完成予定が2017年なんですね! まだまだ早すぎるではないか。
写真は前回アブダビを訪れた、たしか2008年の写真。遠くに見える埋め立て途上がたぶんサディヤット島の現場だったと聞いた(と記憶)。
ひょっとしたら、まだありもしない「幸せの島」であれもしたいこれも見たいとどんどん欲望がわいて来るわたしの方が変なのかもしれない。
大人にとっては遠い未来に約束された幻の場所が「幸せの島」で、子供にとっての「幸せの島」は今ここ、あるいは幸せな思い出の場所...
「幸せの島」という名、アラビア語だからいいが、なんだか「夢の島」を連想させ切なくなる。
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a token of love

sweet valentine...
my funny valentine
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福X2

昨日は日本からこんなすてきなキットが届いたので(升ってつくづく好きなデザイン)
今年はもう一回鬼を外へ追い出し、福を呼び込むことができた。
ほら、害虫を追い出すのにはバルサンだって続けて2回焚くといいとか言うじゃないですか(笑)。
縁起いいー。
今朝は庭に来るクックロビンやブラックバードがお福分けに大喜びしてくれるだろう。
次はお雛様を出さなくては。
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kottbullar

何年か前にストックホルムで買ったスウェーデン料理の本。
IKEAが有名にした(という解釈でいいのかな)「スウェーデンのミートボール」のレシピが載っているのに惹かれて買ったのだ。
カロリーが気になるものの、家で作るミートボールとIKEAのとは別もので、本当においしい(レシピとしては基本的なハンバーグの生地にオールスパイスを加え、多めのバターで焼くといった感じ)。
娘の英国人やベルギー人のお友達が泊まりに来るたび何を作るか悩むのだが、今夜はこれを作ってみよう
(日本人の子供はその点何でも食べてくれるので助かる。すばらしいことだと思う)。
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