放送大学愛知学習センターの最寄駅は八事駅。
ということで、地下鉄で愛知学習センターに行ってきました。5番出口が便利です。
愛知学習センターは中京大学内にあります。その中京大学では大学院の入試が開催されているようです。
4Fの愛知学習センターには掲示板にクラス会の案内が記載されていました。
3号館5階にいってみると・・・
17年度と18年度のクラス会の案内がありました。
愛知学習センターに所属していて、既に5回目の卒業を確定されている方の話では、クラス会の後は、よく飲み会があったそうです。17年度のクラス会はリーダーの意向も反映され、飲み会はないとのこと。
クラス会に参加して理解したのは、私のように、短期間で生涯学習を完成さようという人は少ないということ。私は、あまりにも短い人生に対し、濃密な生涯学習を完結させるため、通常4年かかる学士の学位取得を1年(日福)や2年(産能、放送)、場合によっては半年(機構)で成し遂げるよう猛ダッシュで学びに区切りをつけています。あるいは、2つ、3つの学位を同時に取得するといった並行した学習も続けています。その学位取得の合間を縫って、資格を取得したりもしています。
しかし、クラス会で「再入学者は16単位取得で卒業できるのだから4年次編入を認めればいいのに」と発言したところ、「そんなことになったら、在籍期間が短くなるじゃないですか。3年次編入で再入学の場合、1度入学金を払えば最長6年間も学生ができるのに、短期間で6コース全部コンプリートしたら、選科履修生で、毎年入学金取られてしまう・・・」と複数の方々から否定的な反応が・・・
なるほど、放送大学の全コースの学位記を早急に揃えたい人って、私が思っているほどいないのですね。先の発言をされた方は、68歳で、もう現役を引退された方。もう、残っているのが新たにできた情報コースしかなく、そこで学位を取得すると、全科履修生にはなれず、選科履修生で毎年学籍を更新しなければなりません。サークル活動や、ゼミにも参加されており、放送大学を生活の一部として活用されている、本当に意味で、放送大学が設立がされた趣旨に合致された方。
そういう方と意見を交えると、私の生涯学習の方が「異端」に思えてきます。リカレント教育の必要性はわかるものの、促成栽培的に学位を求めなければならないのか?でも、西洋的な「生涯学習によって得たスキルによって、仕事の幅を広げる」といった考え方からすれば、必要な学位を、必要なだけ、可能な限り早い段階で揃えることが重要なはず。定年間際で、仕事の為に学位を取得しても活用できないし。
日本の消費型とは違い、投資型の生涯学習は、学位や資格に投下したコストに見合っただけのリターンが必要で、それが生涯学習に取り組むモチベーションになるのですが、今回のクラス会のミーティング(≒雑談)の中では、全くと言っていいほど、そんな空気は流れませんでした・・・
人それぞれ、学びに対する目的意識は違います。ただ、その違いを認めていくことこそが、更なる生涯学習社会の発展に繋がっていくと確信しております。