この記事には、回路図が掲載されていますが、なんら動作を保証するものではありません。
参考にされる場合は、全てにおいて自己責任でお願い致しますぅ~<(_ _)>゛
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ハエトリソウをご存知でしょうか(-。-) (・_・ )?
先端に真ん中でパタンと折りたためる一対の葉っぱ(捕虫葉)があり、虫がこの中に入ると捕獲されてしまうという食虫植物です。
この捕虫葉の内側には、「感覚毛」と呼ばれる短い毛のようなものがあり、虫がこれを触ると葉が閉じる仕組みです。
さて、この「感覚毛」なのですが、虫が1回触れただけでは葉は閉じず、2回触れたときに閉じるそうです。
1回だけでは、雨や何かゴミが触れただけかもしれませんので、2回で「虫だ」と判断するようになっているとのこと。
自然って、よくできてますね~っ(゜ο゜ )
”1回では動かず、2回目に初めて動く”という仕組みは、いろいろと便利に使えるかもしれません。
例えば、以前に製作した音声に反応するスイッチ”音声リレー”で、拍手を2回したときに動くようにさせるとか。また、何かの装置で、不意にスイッチをONしてしまったなどという失敗が無いように、必ず2回のON-OFF操作が必要な仕組みにしておくとかです。
デジタル回路が得意な方は、カウンタ回路などで実現できるでしょうか。
PIC工作なら、2回目の信号をカウントさせるプログラムでも組むのかなと想像します。
しか~し、かりおか的に考えた簡単回路はこれですっ(`_´)/
ダイオードは不要でした(後述)
とりあえず、動作の模様をご覧ください。リレーの動きがわかるようにLEDを光らせています。
YouTube: 一見(いちげん)さんお断りスイッチ
わかりましたでしょうか(・▽・)г
スイッチのON-OFFをゆっくり繰り返しても、LEDは光りません。
スイッチをON-OFFしてからすぐにまたONするとLEDが光り、スイッチONの間は点灯を続けます。
スイッチをOFFすれば、すぐに消灯します。
つまり、最初のON-OFFでは動作せず、ON-OFFのあと、一定時間のうちに再度ONすることで動作するスイッチというわけです。
時限リレーの回路にちょいとリレーのスイッチングを加えただけのものです。最初のON-OFFにより時限リレーを動作させることで、次のONを待つスタンバイ状態を作るという仕組みです。簡単簡単(。´ω`)ノ
リレーからフィードバックしているダイオードを外すと、一定時間で自動的にOFFする回路にもなります。ダイオードと直列にコンデンサを入れても同様です。リレーではなく、他の回路を直接接続するなんてこともありかも。
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<訂正 2013年11月10日>
回路図中、リレーからフィードバックしているダイオードは不要でした。
リレーから直接ベース抵抗へ接続すればOKでした。
いろいろと実験した回路の名残で残ってしまいました(;´д`)ノ
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いろいろとバリエーションが考えられそうな回路ができました。
応用案は募集中で~す(・▽・)г
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この記事には後日談があります。2022年1月15日かりおかここに記すφ(._. )カキカキ
連続した音を感知する回路を考えてみました。