かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

モーメンタリでオルタネイトの微妙な回路を考えてみました。

2014年08月02日 | 製作

電子工作をしていると

「電源スイッチを取り付けたいけれど、ケースにスペースが無い」(-"_-)ゞ

なんてことがあります。

小さなスイッチといえば、タクトスイッチなどがありますが、押している間だけONとなり、放すとOFFになってしまうモーメンタリなものばかりのようで。

ネットを見ていたら、モーメンタリのスイッチを使って、1回押すとON、もう1回押すとOFFになるというオルタネイトな動作をさせるという記事を見つけることができましたが、やはりそれなりに回路を組まなければならないようです。

20140802b

モーメンタリなスイッチを2個使えるのなら、サイリスタを使ってこんなのでもまぁ良いか知らん(・_・ )?

SW1を押下するとON、SW2を押下するとOFF。

実際、負荷としてLM386を使った簡易アンプを接続して使うことができました。



 
 

 

20140802c
もう思い切って抵抗なしにするとかd(゜∀゜d)

この場合、SW1は一瞬だけ押下するというお約束にしておかないとサイリスタを壊してしまう可能性ありですが、自己責任の電子工作だからこの際許してもらおう。なんといっても部品1個で済むしな~。





などとアレコレ試行錯誤をしているうちにできた回路がコレです。
20140802a
動作の状況を見てやってください。
20140802d



スイッチを長押しするとONとなり、スイッチを短押しするとOFFとなります。
2つのコンデンサの充電時間の差を利用しています。
ONにしたあとは、コンデンサの放電時間(実験では約4秒)を待たなければならないので、
連続してON-OFFはできません。
今回はLEDでしたが、負荷によってパラメータを変更する必要があるかも。


完全にONになるまでに負荷に小電流が流れるし、なんとも微妙な感じになりました。
1つのSWでON-OFFさせようとすると、やはりそれなりに部品は増えてしまいますね。

まぁ、実験室で考えたオリジナルの回路ですから、こんなもんでしょう。一応動いたのでブログネタにしてみました。

実現したいときは、もっと確実な他の回路を参照してください(^_^;)ゞ

 

コメント (2)
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