かりおかの実験室

実(体)験を書き綴っています。買ってみた。作ってみた。やってみた。行ってみた。使ってみた。・・・などなど。

ラジオを修理してみました。

2020年07月17日 | 日記・エッセイ・コラム

以前、自前でボリュームの交換をしたことのある愛用のラジオです。

National Panasonic RF-577

再び調子が悪くなってから1年くらい経つでしょうか。こんな症状になっていました。

FMを受信すると、突然音が小さくなったり大きくなったりする(-ε"-)

音が小さいときは、もはや蚊の鳴くような感じになるのですが、放っておくと、これが急にまた通常の大きさに戻ったりするのです。
と、思うとまた小さくなってしまったり・・・。

電子工作を趣味にしているからといって、ラジオの修理ができるかと言われれば、全く自信はありません。
修理できそうなのは、配線が切れているとか接触不良、あるいは、パーツの破損が明らかにわかる場合くらいかしらん ┐(゚~゚)┌

今回は、中途半端な故障でなかなか原因がわからず苦慮していました。

<中身の様子>

最初は、電源やアンプまわりが原因かなと思ったのですが、AMの受信では問題ないのでこれは除外。
音が大きくなったり小さくなったりするのは、FMの受信感度が良くなったり悪くなったりするためのように感じられました。
バリコンの電極の1つに触ると音が消えたりするので、この辺りかなと思いましたが、周辺のハンダ付けをやり直しても効果なし。

こりゃーどこかのパーツが不良になったかな?
しばらくすると復帰するのは、電源を入れている間に温度が上がってパーツの特性が戻るからかもしれない。
でもそれにしては、好不調を繰り返すのがわからんなぁ(。-`ω-)ンー 

試行錯誤しては断念を繰り返していましたが、今回とうとう故障個所を見つけ、復活させることができたのですっ(`o´)/

今回もダメ元で、基板のホコリやヤニのような残渣を取り除くべく、FMを受信しながら、プラスチック製の楊枝で基板を突いていたとき、受信感度が変化する場所を見つけました。ココです。

ココと言っても見た目ではなんの異常も見られない、1つのハンダ付けの場所でした。
ハンダを突くと、音が大きくなったり小さくなったりしました。
どのパーツのものかがよくわからなかったのですが、インダクタがある辺りの様子。

ピンポイントでハンダ付けをやり直したところ、不具合はアッサリ直りました!(*'ー')ノ パンパカパーン♪

いや~やはり何らかの接触不良だったということでしょうか。
もし楊枝で突いたときに、たまたま変化が起こらなければ気付かなかったでしょうし、こんなに多くのハンダ箇所から発見できたのですから、これは奇跡的にラッキーだったのかもしれません。
もしかしたら、音の振動等によって微妙な接触不良が発生したり戻ったりしていたのかな(´・ω・`)?

思い出のあるラジオでしたので、1つ1つパーツを交換してでも直したいと思っていました。気がかりが解消されてスッキリです。

こんなこともあるのか~ c(゚.゚*)
かりおか工作員は、新たな経験値を得た。100ポイント。

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