スズキ カタナ 2019年モデルに試乗しました!
カワサキ Z900RS、ヤマハ XSR900に続いて、スズキのレトロスポーツの雄、カタナに試乗しました!カタナと言えば思い出すのが漫画のキリン。主人公の乗るオリジナルの刀が印象的でした。その後、復刻版が出たり、400等の小排気量版も発売されました。今回は2019年に復活した新型モデル。果たしてどんなバイクなのでしょうか?試乗レビューです!
●居住性★★★
ポジションは軽い前屈です。街乗り、長距離でも苦にならず、アグレッシブな走りも楽しめるちょうどいい感じ。シート高は820mmを超えるので、足付きはよくはないですね。
乗り心地は多少硬めだが、まあ快適で特に問題ないレベル。シートも弾力があります。
他の2台と違いフロントカウルがあるので、前からの風は圧倒的に少ないです。
メーターはフル液晶の最新式。ポジションも表示されるのはありがたい。トラクションコントロールも三段階で調整可能です。
●動力性能★★★★
低速からトルクがあるので、街乗りではほぼ低回転のみで十分。レスポンスも激しすぎず扱いやすいです。
そこからさらにアクセルを開けていくと、ギュイーーンというような金属音を伴いながら、グングンと速度を上げていきます!さすが150馬力近いだけあって、公道では使いきれないレベル。まあ中低速および公道レベルでは他の2車とそれほど差はないでしょうが、サーキット等の限界を試せる場所では頭一つ抜けてますね。
●ハンドリング★★★
多少立ちが強めではありますが、基本的には素直な挙動で、体重をかけていくとリニアに曲がります。癖がないですね。Zのようにヒラヒラと曲がる感じでは無く、XSRのような腰高感もありません。
●総合評価★★★
いやー刀ってレトロテイストの落ち着いたバイクかと思ってましたが、全然スポーティでした。これならポルシェと勝負できそう:) 何がすごく感銘を受けた!と言うところはありませんでしたが、デザインと伝統が気に入って、人には走りで負けたくない方にはピッタリだと思います。
では、動画をどうぞ!