エレベーターの管理契約
安全性についての関心が高まっています。 保守管理業務する業者は二つに大別されます。 メーカー系列業者、そして独立系の業者です。
マンション新築時にはメーカー系と契約することが多いのです。
エレベーター保守費用は、マンション管理費に占める比率が高いので、管理費用の削減に着手すると、必ず見直し検討の対象となります。
保守・点検・改修と費用の内訳が複雑で、適正価格が分かりにくいのが実情です。
価格だけではなく、安全性を重視することが必須です。 価格重視で契約業者を次々に変えると責任の所在があいまいになってしまいます。 また、費用の掛かる改修を先送りにされる恐れもあります。
一方で、メーカー系から独立系に契約変更の際に、業者間の引き継ぎが為されないケースや、図面を持ち去るケースもあります。 図面など必要資料一式は管理組合が所有すべき財産です。
業者選定の根拠や情報・資料の保管をきちんとしておかないと、事故が起きた場合に、管理組合の責任を問われかねないのです。
住民の立場でサポート・助言してくれるマンション管理士などを活用することをお勧めします。