マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

友人の死を

2008年09月03日 | 喜働

最近。 失意のまま黄泉の国へ旅立った友人。 その死を受け容れることは むつかしいことでした。

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友人は大きな会社に勤めていましたが 予期せぬ倒産をしたため、以降は とっても苦労していました。 確かに大変だったでしょう。 挫折感も大きかったでしょう。 でも、明るく前向きに生きることは可能でした。 ほんの少しだけ考え方の転換を行いさえすれば。

彼と接していて、何故こんなに不満ばかり言うのか不思議でした。 そんなに辛いことばかりじゃ無いじゃないか。 もっと苦しんでいる人は大勢居るよ。

少しだけ見方や考え方を変えてみたら、と何度かアドバイスしてきました。 だけど、変えることが出来ないまま、失意のまま旅立ったのでした。

吉本興業の常務をされていて退職した木村さんは、こう話しています。 「今まで何とかなったんだから、これからも何とかなるだろう」 「人生はいつでもリスクがあるから面白い。むしろ、リスクを楽しむぐらいの余裕がないと」 「もう、毎日が独りプロジェクトXです」

木村さんの余裕が少しでも持てたら、まったく違った結果が現れたような気がします。 いや、きっと現れたことでしょう。

私が彼にお願いしていたこと。 それは、彼が自分のことだけを考えずに、両親や奥さんを始めとして周りの人に感謝する気持ちを持つこと。 そして、気持ちを行動に移すこと。

お義母さんの肩を叩いてあげたり、自宅のトイレ掃除をしてみたら? 近所の公園や川の清掃ボランティアをしてみるのも良いんじゃない?

論語に 『三省』 という言葉があります。 わが身を反省することの大切さを教える中で、その反省の基準として3つの視点を掲げています。

1.人のために尽くすことができたか?  2.友人と誠実に交わることができたか?  3.よく習熟していないことを人に伝えるようなことをしなかったか?

友人を想い 自らを省みる。 今日は そんなことを考えた日でした。

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