マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

叱る ①

2008年09月24日 | 子育て

子供の一人が中学生に入学して間もない頃の話です。

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毎朝、一緒に登校しようと、同級生がマンションの前まで迎えに来ます。 ところが、待ち合わせの時刻になっているにも関わらず、子供の準備が進みません。 急ぐ気配もありません。

家内は、イライラとして 「急ぎなさい!」 と叱ります。 これが毎朝 続き、家内の叱り方も 段々と激しくなってきます。

ある朝、いつものように叱り続けて子供を送り出した後で、疲れ果てたように家内が言い出しました。

「もう、いや。私には育てられない!」

「明日から、黙って放っておいたらどうだろうね?」

「それなら、もっと遅れて○○君を待たせるわよ」

「待たせたらどうなる?」

「そうしたら、○○君も もう迎えに来なくなるわよ」

「そうなるかも知れない。 だけど、あの子には僕らの知らない良い所があって、それで○○君が喜んで待っているのかもしれない」

「人を待たせることが いけないことでしょう?」

「そうだね。 でも、 人を待たせたら友人を失うという事が判れば、それも本人の勉強さ」

「じゃあ、遅れても黙ってた方が良いと言う訳?」

と、険悪なムードに。

私は 「そうだよ」 と答えました。

「どれだけ遅れても知らないわよ」

さて。 この話は どういう結末になったでしょうか?

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