この頃テレビを見ていて、耳について離れないフレーズがあるんです。
「3メートルぅ~~の思いやり♪♪♪」
どこかのハウスメーカーのCMで、熟年?夫婦二人が心地よく生活するためのリビングの二人の距離は、3メートルでっせ~~っ♪いかがですか~?っていうCMです。
うちは3メートルの思いやりするのはちょっと難しい住宅事情なので、「いいなぁ~♪」って見ているだけなのですが、その「ちょうどいい距離」っていうのがうちにもあるなぁと気が付きました。
それはねぇ、二人の息子との距離です。
長男と音楽の話とかたわいのない話をするときは、たいがいテーブルの隣同士の位置、ですから距離でいうと、50センチくらいですか、たいがいそんな距離です。
でも、ちょっと真剣な話や落ち着いて話をしたいときの距離は、テーブルを挟んで位の距離、90センチくらい。テーブルでなくてもたいがいそれくらいなんです。
次男とは、最近、部活、進路や将来のことを話す機会が増えてきました。というか、増やしています。
話すというより、彼に話をしてもらって、こちらはそれを聞き出す役割です。
で、次男とは長男よりはもっと近くて、横に座って肩が触れるくらい、床に座ったら伸ばした次男の脚が私のひざに触れるくらいの距離。
その距離だと、次男の目の動きがよ~く見えるのです。
もともと気持ちが顔の表情に現れてウソをつくのが下手っぴな子(おそら賭け事は絶対弱い!)なので、普段も顔を見ると、学校でなにかあった日はピンときちゃうほど。
話をしていて、ふと会話が途切れたり、ちょっと興味がないような時には、肩や頭や足をポンポンポンと軽くたたくと、また集中が戻ったり・・・そんなことができる距離です。
ちなみに、長男はものすごいポーカーフェイス。次男はしょっちゅうお腹を抱えて大笑いするけど、長男は声を出さずにニヤ~~っと静かに笑うタイプです。
話をするときの距離の近さ、遠さを自然に決めているものは、なんなのだろうなぁ~と、ふと考える今日この頃なのです。