先日のブログで、古伊万里コレクターのDr.Kさんが、岩松波紋の染付小皿を紹介されました。
ん!荒海に浮かぶ岩松!・・・・例の後出しじゃんけんの虫がうずきだしました。しかし、岩松波紋の皿はありそうでない模様の代表格、故玩館の陶磁器の中に見つけられるはずもありません(^^;
で、探し出したのが今回の品です。
祖父の花道具類の中に潜んでいました。
口径 18.2㎝、高 10.7㎝。重 797g。江戸後期ー明治。
荒波の上に花を活けるようになっている銅花器です。
上下がはずれます。
荒波の部分。
三足になっていて、安定しています。
花受けの部分は、
結構、いい味の銅器。
究極のシルエットですね。
この部分を岩に見立てれば、
荒波が洗う岩場に生えた松(^.^)
せっかくですから、紫檀の花台もサービス(^.^)
でも、この形を生かせば、
ま、これでもいいか?(^^;
荒波の台がこの花器のキモですので、やっぱりつけてください⤴✨
でもって松の手前には「陶器の観音様」かなんかを立てれば・・ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」も負けるでしょう⤴✨🌊
次元が違うと言うやつですね(~_~;)
もう、足元にも及びません(><)
荒々しい波頭を伴う岩場ですね。
これに、若松を活ければ、立派な正月飾りですね!
私も、やはり、荒波の台を付けて一体として使ったほうが良いと思います(^_^)
言われてみれば、どこかしら「ヴィーナスの誕生」の雰囲気を漂わせていますね。
観音様は、ふくやかな弁財天にしませう(^.^)
日本海の荒波を思い出します。
波の上の岩場に生える松。
臨場感があります。
紫檀の花台に載せると格調もぐんとアップしますね。
皿に軽石や、伊吹のさざれ石を飾れば、天晴れ‼️めでたい?庭から苔をむしって。。。。と想像が脹らみます。
おお?日曜日は旧正月🎍ローマ教皇グレゴリオ13世が定めた元旦は、めでたくも無し?おらが春ですね😃
一時、盆景をやろうと、少しパーツを集めたことがあります。しかし、楽しみ方のイロハがわかる資料が全く無くて、諦めました。
さざれ石、地味な石ですね。見過ごしてしまいそう。どうしてこれがワーワー言われるのか、さっぱりわかりません(^^;
作った人のセンスは並外れているように感じます
荒波を金属で作るという発想にはまさに脱帽です。
ちなみに、絡み合った竜のように見えるのはワタシだけでしょうか・・・
波の形を作るのは金属しか無理ですね。形が複雑ですから蝋型細工でしょう。蝋型の一品物だとすると高くなります。だからでしょうか、思ったより小振りです。
骨董では、大きく見える品は優品とされているので、まあ良いのかなと(^.^)
思い出しながら、再掲します。
このアイデアはすぐに浮かんだのですが、実際に松を入れる段でしばし立ち往生。というのは、この花器は見た目よりもずっと小さくて、普通の松は大きすぎて活けられないのです。探し回って、ようやく五葉の松を見つけました。これで何とか。
松はいいですね、花と違ってどれだけでも持ちます。
正月に活ければよかった(^.^)