内容(「BOOK」データベースより)
202X年9月30日の午後。日本の某空港に各国からの便が到着した。超巨大台風の接近のため離着陸は混乱、さらには通信障害が発生。そして入国審査で止められた11人(+1匹)が、「別室」に連行される。この中に、「消滅」というコードネームのテロを起こす人物がいるというのだ。世間から孤絶した空港内で、緊迫の「テロリスト探し」が始まる!読売新聞好評連載小説、ついに単行本化。
読書備忘録
分厚いから重くて長い・・・なのに、はぁ?いつ解放されるのだろう?と先が気になりイッキに読んだが、結局解放は・・・
すごいね、ずっと空港から出ないし時間の経過がたったそれだけなのに、ひたすら読ませる。
消滅・・・
むむ、糸巻きタイプのデンタルフロス・・・怪しい!と読んでいたけれど、まさかあんなちっこいモノが、怪しいか?と、それは忘れることにして読んでいたけれど・・・
面白かったのは・・・
空港に着くとみな早足になること・・・
そうそう、シートベルトサインが消えたと同時にサッと立ち上がり通路に出る。お荷物預けていたなら何もそんなに急いで出ることもないのだけれど、ほとんどの人がそれをする。そしてものすごいスピードで歩き出す。
1回なんか、羽田で先頭切って歩いて行ったビジネスマンが、何を思ったのか突き当りを左に行かないと行けないのに右に行って動く歩道を動かし行ってしまった。
あ!反対!と言おうとしたけれど、もしかしてそちらに用事があるのか?と・・・
そうでもなかった、大分遅れて戻ってきたから・・・せっかく一等賞で飛び出したのにね・・・ってことを思い出した。
ロボットのキャスリン・・・すごいねキャスリン
欲しいとは思わないけれど、生きている間にそういう事になるのかしら?無理かしら?長生きしてみる?なんて思った。
だって、なんでもやっちゃうのよね。でも兵器にもなっちゃうらしい。
おしまいには、なぁんだ!そこまで読ませてそれ?なんて言ってみた。
でもそこまで楽しめたのだから、良かったワンッ!