作品紹介・あらすじ
セカイの底を、覗いてみたくないか? 孤高の物語作家が放つ、中毒不可避の悪魔的絶品集。恋人の百合子が失踪した。彼女の住むアパートを訪れた私は、隣人を名乗る男と遭遇する。そこで語られる、奇妙な話の数々。果たして、男が目撃した秘技・耳もぐりとは、一体 (「耳もぐり」)。ほか、『残月記』で第43回吉川英治文学新人賞受賞&第43回日本SF大賞受賞を果たした著者による、恐怖と驚愕の到達点を見よ!
読書備忘録
食書 / 耳もぐり / 喪色記 / 柔らかなところへ帰る / 農場 / 髪禍 / 裸婦と裸夫
まぁ、何といいましょうか・・・びっくり!
「食書」 便所を探しまわる夢をやたら見る。に反応して、いやいや私も同じです。起きなきゃけないのにもうちょっとという時に見る夢。夢の中でここは以前来たことがあるから抜け道は知っている。とか、個室に入ってみたら水が溢れていたり、自分が並んだところだけ、進まなかったり、だからと言って隣に並ぶと今度はそこが故障していたり、この話題だったら事欠かないですよ。って、私のことはどうでもよくて、多目的トイレに入ったら人がいた。その人が本を破いて食べた。って所から不思議が始まる。
「耳もぐり」 なんかね、耳にもぐちゃう話で、自分の耳に自分がもぐちゃう。変な話。
「喪色記」 なんかよくわからなかった夢の話。だと思う。前2作品でどうかしちゃったのかもしれない。仕切り直して次の作品へ・・・
「柔らかなところへ帰る 」 バスで、よろしいですか?と隣に座った肥えた女性。もうね、たーいへん!妻は細いから、超えているのが珍しかったんじゃない?寝ても覚めても!ここまで読んでいたから、あ、ダメ!ついて行っちゃ!
「農場」 輝生の生い立ちにそんなぁー!でも怪しいけれど助けてくれる(?)篠田が現れ農場にいくわけなんだけれど、農場ったってお野菜とかの農場ではありません。確かに農場である。ふん、ばかばかしい!と思いながら、それでそれで?耳から・・・権田は何度も・・・
「髪禍」 そんな変な宗教みたいのに近づいちゃだめよ。こらこら!あーね・・・やっぱりそうなりますよね。髪は人から離れると・・・
「裸婦と裸夫」 現代の裸婦展を観に県立美術館に向かう電車で、こう暑いとそいう人が出てくるかも知れない!なんておかしなことを考えてしまったが、触られてそうなるか・・・
あるわけないじゃない!な、お話達
ハマりかけて、え?