内容紹介
人に災いを為すものを祓う蘆野原の一族。
大きな戦争の後、長筋の正也の姉は行方不明になり、一族の者しか入れない蘆野原の郷への入口も閉ざされてしまった。
正也は、親戚の知水とその母と一緒に暮らしながら、周りで起きる災いを祓いつつ、姉と蘆野原の入口を捜していた。
ある日、手がかりを求めて行った寺で出会った少女が、突然猫の姿になって……。
大好評『猫と妻と暮らす』の続篇が、ついに刊行!
読書備忘録
夢に出てきた白い猫、それは多美さんじゃないですか・・・
異界はどこにでもある。
蘆野原の郷は京都のそこにあって、そこにない。
前作よりも不思議なお話過ぎてもうついてけません。と思いつつ、白い猫が気になりさらに、美波ちゃんも猫になっちゃったの?
だからね、戦争はダメなのですよ。
せっかく人の姿で出てきたのに・・・
★★★☆☆