作品紹介・あらすじ
せっかくみんなハゲたのに――
突然起こった原因不明の感染症は、いつしか中高生以下を除く全ての人がはげる平等な世界に変えた。
元々薄毛を気にしていた真智加は開放感を抱いていたのだが、ある日、思いがけない新たな悩みに直面し、そのことが長年友情を培ってきたテラとの関係にも影響が及ぼしそうで…。
同じく、予想外の悩みは、幼少期に髪を切られる被害にあった高校生の琢磨にもある。それは恋人の希春と行った占い師のお告げがきっかけだった…。
価値観は刷新されたはずなのに、また別の分断の萌芽がそこに。
『おいしいごはんが食べられますように』で芥川賞を受賞した、
高瀬隼子の最新作は、見た目のコンプレックスをテーマに描いた珠玉の中編。
読書備忘録
そりゃぁ悩んでいることがみんな一緒だったら、しかも見た目でわかってしまうのだからなおさら思う気持ちはね・・・なっちゃったのよ。魔法でもかけたみたいに!
自分がハゲだったら、みんなもハゲればいいのに!と、思うわね。私は!
ウィッグ付けたり、タトゥーシールを貼ったり、刺青まで・・・
日本は、はげ治療では自分の皮膚の移植しかできない。だから外国で・・・
みんな髪の毛が無いならいいじゃないの?もともとなかったと思えば!と言っても子供の時はあるのだから複雑。そんな中大人でもふさふさがいるのです。
それぞれの感情が面白い!
それで悩んでいる人はたくさんいるのだから・・・じっと見ないでね。しょうがないんだから。
ハゲ!なんて見ているとあなたもハゲちゃうかもよ。
効くんだか、効かないかないのだか、テレビのCMもたくさんありますものね。
緑内障の目薬って、睫毛みょーんて伸びて、ビューラーでくるっとできるほどの時もあるんですわ。いつまでも伸びているわけじゃないから、ダメか!・・・私の変な感想。
★★★☆☆