本・標野凪 「今宵も喫茶ドードーのキッチンで。」

2025-03-18 06:00:00 | ときどき森へ・・・

  作品紹介・あらすじ

住宅地の奥にひっそりと佇む、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。この喫茶店には、がんばっている毎日からちょっとばかり逃げ込みたくなったお客さんが、ふらりと訪れる。SNSで発信される〈ていねいな暮らし〉に振り回されたり、仕事をひとりで抱え込んだりして、疲れたからだと強ばった心を、店主そろりの料理が優しくほぐします。


               

 読書備忘録 

とっても不思議な喫茶店

来るのがわかっていたのかしら?ってほど不思議なお話で美味しそう。

ある日行ってみたらお店も森もそろりさんも消えていた。なんてことを思ってしまうほど・・・

好みはいろいろ、ミルクや砂糖なしでは飲めない、といったとしても呆れられることはない。美味しい、感じれば、それがとびきりの逸品になる。

幸せについてずっと考えているのね。幸せの基準は人それぞれ。ハードル下げれば・・・ね。

飛べない鳥ドードーは天敵がいなかった。安心して地上で暮らしていたから卵もどこかに隠すこともしなかった。やがて人間がやって来て・・・それで絶滅!とそろりさんが話してくれましたね。

私もコロナの時は、手洗い手指消毒マスクなどきちんとしていれば・・・今となってみれば案外どこも空いていて良かったわ。と、思った一人です。

楽しかった。

シリーズ後2冊ありますね。

わくわく読みましょう。

★★★★☆


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