内容紹介
「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、静かに刑に服したが……。鮮やかな幕切れに真の動機が浮上する表題作をはじめ、恋人との復縁を望む主人公が訪れる「死人宿」、美しき中学生姉妹による官能と戦慄の「柘榴」、ビジネスマンが最悪の状況に直面する息詰まる傑作「万灯」他、「夜警」「関守」の全六篇を収録。史上初めての三冠を達成したミステリー短篇集の金字塔。山本周五郎賞受賞。
読書備忘録
夜警
暴発を隠すには発砲すればいい・・・失敗を隠すためなら、あり得ない事でもしようとする。
ごめんなさいで済むかどうかはしらないけれど、あのときごめんなさいをしていれば・・・
死人宿
そんなお宿があるのかい?
評判が評判を呼び死人宿は繁盛する・・・
柘榴
子供たちがけなげで・・・って事ではなくて、どうしようもない父親だ。
姉が、ひどい。なんなんだ!
万灯
やだわ、こんなところ!
海外駐在員もいろいろ・・・
いったいどうなるのだ?わさわさ読んだ。
あららら・・・あの時のチャイか!
関守
これは・・・
世にも奇妙な物語みたいで、結構好きよ。こういうお話。
満願
下宿先だの奥さんだった人を弁護する弁護士
もっと早く相談して入ればこんなことにならずに済んだのに・・・ってことは、現実にいくらでもある。
ただただ、残念。
たられば・・・
全部、よかった。
楽しめました。イッキヨミ!
★★★★★